アレルギー
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64 巻 , 8 号
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専門医のためのアレルギー学講座 ―第19回 加齢・生活習慣とアレルギー
ガイドラインのワンポイント解説
原著
  • 松原 篤, 小川 洋, 太田 伸男, 大島 猛史, 本田 耕平, 佐藤 護人, 市川 陽子, 清水 行敏, 森川 みき, 小松 真紀, 吉田 ...
    64 巻 (2015) 8 号 p. 1141-1152
    公開日: 2015/10/24
    ジャーナル フリー
    【背景・目的】小児のアレルギー性鼻炎治療の現状を調査する目的で,東北地方で小児アレルギー性鼻炎治療に携わる小児科・内科,耳鼻咽喉科の多施設において,アンケート調査を行った.【方法】12歳以下の小児のアレルギー性鼻炎患者を対象として,患者背景,鼻症状,日常生活の支障度および治療内容についてアンケート調査を行った.【結果】総症例数は814名で,耳鼻咽喉科受診者よりも小児科・内科受診者の方が有意に低年齢であった.気管支喘息の合併率は,小児科・内科受診者で有意に高く,鼻症状と日常生活の支障度は耳鼻咽喉科受診者の方が高かった.治療薬としては,抗ヒスタミン薬の処方が最も多く,鼻症状が重い症例には抗LT薬および鼻噴霧用ステロイドの併用が行われていた.併用群では鼻症状の有意な改善が認められた.【結語】小児において鼻症状が強い症例には抗アレルギー薬の併用が有用であることが示唆された.
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  • 兵 行義, 藤崎 倫也, 濱本 真一, 雑賀 太郎, 原田 保
    64 巻 (2015) 8 号 p. 1153-1159
    公開日: 2015/10/24
    ジャーナル フリー
    スギ花粉症は鼻症状が中心であるが,他に様々な症状を有する疾患である.眼症状を合併するが,近年スギ花粉症における眼症状についての検討は少ない.今回我々は2009年~2013年の5年間にスギ花粉飛散最大飛散期に当院および関連病院を受診し未治療であった545名に対してJRQLQにてアンケート調査を施行し,耳鼻咽喉科を受診した患者の中の眼症状出現率について検討をした.その結果,86%が眼症状を有していた.また「眼のかゆみ」の方が,「涙目」よりも症状出現率は高かった.鼻症状と眼症状は相関し,眼症状のある方が鼻症状のスコアが有意に悪いことも認められた.花粉症は耳鼻咽喉科だけの疾患ではなく,プライマリケアとして多くの科で治療される場合が多い.今回の検討で,眼症状の出現している花粉症患者は重症である可能性が高いと判断できることが示唆された.
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  • 田中 裕也, 岡藤 郁夫, 楢林 成之, 鶴田 悟
    64 巻 (2015) 8 号 p. 1160-1168
    公開日: 2015/10/24
    ジャーナル フリー
    【背景・目的】ガイドラインの普及に伴い小児気管支喘息(BA)及びアレルギー性鼻炎(AR)のコントロール状態は改善されてきているが,近年本邦小児の気管支喘息(BA),アレルギー性鼻炎(AR)に対して免疫療法の治療効果を調べた報告は少ない.ハウスダストによるアレルゲン免疫療法開始1年間後の安全性と治療効果を検討する.【方法】BA,ARに罹患している小児35名を対象に急速法(Rush-immunotherapy:RIT)で導入を行い,月1回の頻度で維持療法を施行した.カルテから後方視的に全身反応の頻度,小児気管支喘息治療点数,ARにおける症状・服薬スコアの変化を調べた.【結果】患者毎の全身反応発症率は8.3%,接種毎の全身反応発症率は0.49%であった.RIT開始後小児気管支喘息治療点数は43%(567→325),アレルギー性鼻炎の症状・服薬スコアは43%(5.1→2.9)改善が見られた.【考察】ハウスダストによるRITは日本人小児BA,ARに安全で効果的な治療である事が確認できた.
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症例報告
  • 中川 朋子, 酒井 一徳, 林 直史, 佐藤 有沙, 佐々木 渓円, 松井 照明, 杉浦 至郎, 漢人 直之, 伊藤 浩明
    64 巻 (2015) 8 号 p. 1169-1173
    公開日: 2015/10/24
    ジャーナル フリー
    小麦依存性運動誘発アナフィラキシー(wheat-dependent exercise-induced anaphylaxis:WDEIA)は成人例の報告が多く,診断にω-5グリアジン特異的IgE検査が有用とされているが,小児WDEIAに関する報告は少ない.本稿では,即時型小麦アレルギーの既往歴がなく,小麦+運動誘発試験で診断したWDEIA 6症例(7~16歳)を報告する.小麦特異的IgE抗体価は<0.35~3.49(中央値1.64)UA/mlで,抗体価が陰性又は低値であった3例に施行した皮膚プリックテストも全例で陰性であった.ω-5グリアジン特異的IgE抗体は,全例で検出限界以下であった.小麦+運動誘発試験が陰性であった4例はアスピリンを併用した誘発試験で陽性となり,そのうち2例はアナフィラキシーショックを誘発してアドレナリン筋注を行った.小児のWDEIAは,血清学的検査では除外できない一方で,誘発試験では重篤な症状が誘発される危険があり,慎重に診断を進めることが求められる.
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アレルギー用語解説シリーズ
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