農林業問題研究
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3 巻, 3 号
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  • 田中 修
    1967 年 3 巻 3 号 p. 97-106
    発行日: 1967/09/25
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • 児玉 守二
    1967 年 3 巻 3 号 p. 107-116
    発行日: 1967/09/25
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • とくに果実を中心にして
    石川 康二
    1967 年 3 巻 3 号 p. 117-124
    発行日: 1967/09/25
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    農産物の需要に関するこれまでの研究は, 貨幣または数量的な接近が大部分で, 品質面についてはほとんどふれられていなかった.
    本稿は, 農産物の (支出の) 所得弾力性が数量の所得弾力性と平均価格の所得弾力性に分解できることに着目し, 品質弾力性の視点を需要分析にとり入れることにより, 需要動向をより具体的に明らかにしょうとした.
    まず, 農産物の価格差を形成する要因をいくつかとりあげ, それらがすべて広義の品質要素を構成することから, 品質水準を価格差という形におきかえて考察することの妥当性を検討した.
    つぎに, 所得変化にともなう平均価格の変化 (品質弾力性) について, 実際の統計資料から計測を試み, ミカン, ナツミカン, バナナ, タマネギ, キャベツ, 鶏卵といった規格化, 標準化が比較的進み, かっ異質化, 差別化の少ないものの品質弾力性が低く, イチゴブドウ, スイカ, モモ, キュウリ, トマト, ピーマン鶏肉, 牛肉といった異質化, 差別化 (品種系統, 販売時期, 販売部分) の大きなものの品質弾力性が高いことを明らかにした.
    最後に, マーケティングの立場では, 農産物の所得弾力性を高めることが生産者の利益に連なるとすれば, 数量弾力性と品質弾力性の両方またはいずれか一方を高めることにより, 支出の所得弾力性と品質弾力性を高めることができる.計測品目の数量弾力性の両者を対応させて考察すると, ほぼ四つのグループに分類することができるので, それぞれのグループごとに規格化, 標準化あるいは異質化, 差別化といったマーケティング対策をとることが必要になるが, そのばあい, 農産物の商品化の発展度合や需要動向によって品目別に異った対策が必要であり, とりわけ「格付け」の検討が今後重要になると思われることを指摘した.
  • 増井 幸夫
    1967 年 3 巻 3 号 p. 125-135
    発行日: 1967/09/25
    公開日: 2011/06/07
    ジャーナル フリー
  • 神戸 正
    1967 年 3 巻 3 号 p. 136-138
    発行日: 1967/09/25
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • 浦田 善之
    1967 年 3 巻 3 号 p. 139-143
    発行日: 1967/09/25
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
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