平面上の直立位から,activeに自ら体を傾けた場合と,goniometerの斜面上で,Passiveに起立位をした場合の,形態学的考察として,接地足蹠面積を分析し,2•3の知見を報告した。
(1)直立能力の評価に,接地足礁の変化による復元能力は,重要な criterion の一つと考える。
(2)active 条件,passive 条件ともに,足指と足底中部の変動が顕著で,直立位保持の調節機構の因子として,有機的にはたらくことを示す。
(3)active 条件と passive 条件を比較すると,総体的に active 条件での立位のCSFSの方が大きい。
(4)前傾,後傾では,active 条件,passive 条件ともに左右差があり,接地足蹠の形態面からも,1aterality が存在することを示す。
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