Acta Arachnologica
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34 巻 , 1 号
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  • 杉田 博昭, 村上 公信, 関口 晃一
    34 巻 (1985 - 1986) 1 号 p. 1-9
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    カブトガニ類は大潮の満潮時頃に海岸や河口の満潮線近くの砂中に産卵する。佐賀県伊万里市多々良海岸のカブトガニが産卵中の海水の塩分濃度は18~33‰であった。このようなことから, カブトガニ類の発生中の卵や胚は塩分濃度のかなりの低下に耐えられるものと思われる。本実験では, 4種のカブトガニ類, カブトガニ (Tachypleus tridentatus), ミナミカブトガニ (T. gigas), マルオカブトガニ (Carcinoscorpius rotundicauda), およびアメリカカブトガニ (Limulus polyphemus) の卵を人工受精させ孵化するまで5‰から35‰の海水中で飼育し, それらの発生率および発生速度を調べた。
    カブトガニとアメリカカブトガニの胚は測定された産卵地の海水の塩分濃度の低下に十分よく適応して発生できた。またマルオカブトガニとミナミカブトガニも低塩分濃度下で十分よく発生した。
    マルオカブトガニだけが, 大潮の上潮に乗って河を溯り河岸に産卵するので, 本種が最もよく低塩分濃度に耐性があると推測されたが, 実際には低塩分濃度下での発生率は4種の中で一番低かった。
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  • 新海 明
    34 巻 (1985 - 1986) 1 号 p. 11-22
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    ジョロウグモとオオジョロウグモの網構造を比較した。両種の幼体の網は barrier web (迷網) の形状を除き同じ構造であり, その主網は普通の円網に似ていた。一方, 両種の雌成体の網にはいくつかの点で違いがみられた。すなわち, ジョロウグモの網はオオジョロウグモにくらべて非相称性がより強く, ジョロウグモの網には分枝•二分割糸•迷網が認められた。しかし, オオジョロウグモでは二分割糸と迷網は認められなかったが分枝は存在していた。そして, これらの違いからジョロウグモの方がオオジョロウグモに比較してより特殊化しており, ジョロウグモ属のクモは円網を張っていたクモを祖先として, それから派生してきたと考えられた。
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  • 伊藤 千都子
    34 巻 (1985 - 1986) 1 号 p. 23-30
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    欧米で子育てをする種が多い事で知られている, ヒメグモ科に属するヒメグモの子育てを実験室内での飼育によって観察した。
    その結果, 母グモは子グモが自力で餌を獲るようになるまでの一定期間 (約3週間), 餌を捕え咬んだ後に子グモに与える事がわかった。また, この行動の観察および実験から, 親子間に存在するのではないかと思われる, 相互を許容し合う機構等について考えた。
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