Acta Arachnologica
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37 巻 , 2 号
選択された号の論文の4件中1~4を表示しています
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  • Yu. M. MARUSIK, B. CUTLER
    37 巻 (1988 - 1989) 2 号 p. 51-55
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    ハエトリグモ科の Dendryphantes czekanowskii および Heliophanus baicalensis の雄は未知であったが、ここに初めてそれらを記載した。両種ともにシベリアの中部と東部に分布し、特に東部シベリアの Magadan 地方にはふつうに生息する。
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  • 吉田 真
    37 巻 (1988 - 1989) 2 号 p. 57-67
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    チブサトゲグモは、もっぱら噛みつき(Bite)によって網にかかった餌を固定し、固定のために糸の巻き付け(Wrapping)を全く行なわなかった。コガネグモ科の他の種は大きな餌を糸にぶら下げて運搬するが、この種はそのような方法を取らず、縦糸に添って餌をコシキに徐々に引き寄せる独特の運搬方法を示した。
    この種は、おそらくは身体が堅いために、身体を刺されても平気でミツバチを捕らえた。しかしこの種は、強烈な匂いのためにカメムシの多くを取り逃がしていた。このことは、固定Wrappingの欠如がハチの捕獲に不利にならないが、カメムシの捕獲には不利になることを示している。
    この種の奇妙な運搬方法の機能は不明であり、今後近縁の属のそれを調査しそれと比較すべきであろう。
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  • 大崎 茂芳
    37 巻 (1988 - 1989) 2 号 p. 69-75
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    ジョロウグモ, ズグロオニグモ, コガネグモから採取した牽引糸の熱的性質を, 示差走基熱量てんびん (DSC-TC 同時測定装置) を用いて, 20°Cから600°Cの間で調べた。ジョロウグモの牽引糸では, 100°C付近に吸熱ピークが, 300°C, 340°C, 500°C, 580°C付近に発熱ピークが観測された。前者のピークは, 牽引糸を構成しているタンパク質からの水の脱着に起因し, 後者はタンパク質の分解に起因することが推定される。クモの糸は, 少なくとも200°C までは安定であるが, 600°Cで完全に分解してしまうことがわかった。牽引糸の熱的性質は季節とともに変化し, クモの種のみならず, 性に依存することがわかった。熱的性質における差異は, 糸の形態, 分子量, 密度のみならずアミノ酸組成のような化学構造の差異に起因することが考えられよう。
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  • B. P. M. CURCIC
    37 巻 (1988 - 1989) 2 号 p. 77-87
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    ヨーロッパ産コケカニムシ科の5種 (コケカニムシ属4種とツノカニムシ属1種) の腹部体節にみられる奇形的な変異について研究した。異常な体節構造を示した個体が計78個体得られ、これらを解剖して病理形態学的な分析に供した。
    その結果、体節異常を示す個体の頻度は採集場所、発育段階および種によって異なることがわかった。腹背板の変異には次のようなものが認められた。即ち、部分的萎縮、半分欠如、融合、腹背板数の過剰、 およびこれらのさまざまな組み合わせである。腹背板の奇形的変異の出現は主として成虫に限られ、第三若虫の例が一つだけあった。腹板の異常よりは背板の異常のほうがはるかに多く見られた。また、体節欠如は雌よりも雄で多く見られた。更に、体節異常の相対的分布についていくつかの一般化を行い、カニムシ類の体節欠如の原因を推定した。
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