急性期におけるタキザワ式リハビリテーション(リハビリ)の実際を、藤沢市民病院各科の業務状況と備忘記録ノートを纏め、業務の概要、リハビリテーション(リハビリ)実施方法、脳血管障害のリハビリ、患者概要(性別、年齢構成、年代分布)、後遺症による麻痺の有無、疾患名、リハビリ期間、退院先、拘縮など、自宅へ帰った者の身体状況に区分して述べる。業務状況からは一人PTで年間15,000人の入院・外来患者のリハビリを行ったことが分かり、またノートから歩行の状態・装具や拘縮記録に関し人数を調べた結果、タキザワ式が慢性期病院のみならず、急性期病院でも実施できることを明らかにした。
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