介護老人保健施設湘南の丘に入所中で, タキザワプログラムが提供された症例を対象にして, リハビリ効果の特性を分析する. 評価は2000年6月から2001年2月までの間に, 計4回, 延べ51名に対して実施されたが, リハビリが提供された期間は不均一であった. また, 1回しか評価の行われなかった患者も存在する. ここでは, 以上のような状況を考慮して, 評価全期間の中でリハビリ効果の測定可能な44例を分析対象とした.
評価対象者の主な属性は以下の通りであり, 女性が80%以上, 後期高齢者が90%を占める.
(1) 性別: 男8名, 女36名
(2) 年齢構成: 71∼74歳4名, 75∼79歳5名, 80∼84歳8名, 85∼89歳15名, 90∼94歳4名, 95∼99歳6名, 100歳∼2名
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