茶業研究報告
検索
OR
閲覧
検索
2003 巻 , 96 号
選択された号の論文の10件中1~10を表示しています
    • |<
    • <
    • 1
    • >
    • >|
  • 長友 博文, 水田 隆史, 佐藤 邦彦, 古野 鶴吉, 上野 貞一, 吉留 浩, 平川 今夫, 間曽 龍一, 安部 二生
    2003 巻 (2003) 96 号 p. 1-13
    公開日: 2009/07/31
    ジャーナル フリー
    'みやまかおり'は,1983年に宮崎県総合農業試験場茶業支場において'京研283'を種子親,'埼玉1号'を花粉親として交配した中から選抜した品種である。
    1994年から2002年まで'宮崎20号'の系統名で16場所で系適試験,2場所で特性検定試験(もち病,裂傷型凍害)が実施された。その結果,'おくみどり'の後に摘採できる品種として普及に移し得ると判断され,2003年9月に茶農林52号'みやまかおり'として農林登録された。
    'みやまかおり'の特性の概要は次のとおりである。
    抄録全体を表示
  • 長友 博文, 水田 隆史, 佐藤 邦彦, 吉留 浩, 古野 鶴吉, 上野 貞一, 平川 今夫, 間曽 龍一, 安部 二生
    2003 巻 (2003) 96 号 p. 15-26
    公開日: 2009/07/31
    ジャーナル フリー
    'はるもえぎ'は,1981年に宮崎県総合農業試験場茶業支場において'茶本F1NN27'を種子親,'ME52'を交配親として交配した中から選抜した品種である。
    1991年から1999年まで'宮崎18号'の系統名で17場所で系適試験,2場所で特性検定試験(もち病,裂傷型凍害)が実施された。
    その結果,'やぶきた'と'かなやみどり'の間に摘採できる品種として普及に移し得ると判断され,2003年9月に茶農林51号'はるもえぎ'として農林登録された。
    'はるもえぎ'の特性の概要は次のとおりである。
    1) 一番茶の萌芽期,摘採期は'やぶきた'より2日程度遅い中生品種である。
    2) 樹姿は直立型,樹勢はやや強,株張りは'やぶきた'よりやや小さい。摘採期の新葉は淡緑である。
    3) 耐病性は,炭疽病には中,輪斑病には強で'やぶきた'より強い。
    4) 耐寒性は,赤枯れ,裂傷型凍害ともやや強である。
    5) 収量は'やぶきた'と同程度である。
    6) 煎茶品質は良好で,香気は温和で,滋味はまろやかである。特に色沢が優れる。荒茶に含まれる成分は,'やぶきた'に比ベアミノ酸含有率が高く,タンニン含有率は低い。
    抄録全体を表示
  • 竹内 敦子, 松元 哲
    2003 巻 (2003) 96 号 p. 27-32
    公開日: 2009/07/31
    ジャーナル フリー
    チャの新葉では,カテキン合成酵素であるPAL,CHS,DFRの遺伝子発現は白色光の光量が多いほど強く,なかでもCHSとDFRの遺伝子発現は赤色光と青色光の照射によっても活発になった。ショ糖溶液を与えることにより,光によるPAL,CHS,DFRの遺伝子発現は光量に依存せずに相乗的に誘導された。葉の生長が進むと,新葉と同様の傾向で遺伝子発現応答が見られたが,光に対する感受性が低下することが示された。
    抄録全体を表示
  • 阿南 豊正
    2003 巻 (2003) 96 号 p. 33-47
    公開日: 2009/07/31
    ジャーナル フリー
    窒素施用量が年間0,30,60,120kgN/10aの4段階に分けた施肥試験と,25,50,100kgN/10aの3段階に分けた施肥試験を成木茶園で実施し,茶新芽中の全窒素,タンニン,カフェイン,アスコルビン酸,中性デタージェント繊維,遊離アミノ酸,カテキン類の含有率を比較した。その結果,遊離アミノ酸をはじめ数種の成分の含有率について,120kgN/10a区と0,30kgN/10a区の間で,また100kgN/10a区と25kgN/10a区の間で有意差が認められた。しかし,120kgN/10a区と60kgN/10a区の間及び100kgN/10a区と50kgN/10aa区の間ではいずれも有意差は認められなかった。このことから,茶新芽中の品質関与成分含有率からみた場合,窒素施用量を年間50kgN/10aまで削減しても問題は少ないと思われるが,30kgN/10a以下まで窒素施用量を削減する場合は,吸肥効率の向上や減肥に適合した栽培技術の開発,少肥適応性品種の活用などについて検討する必要があると考える。
    なお,'めいりょく'が少肥適応性が高い可能性が示された。
    抄録全体を表示
  • 富濱 毅
    2003 巻 (2003) 96 号 p. 49-56
    公開日: 2009/07/31
    ジャーナル フリー
    赤焼病の発生に関与している可能性がある氷核活性細菌INAXの効率的な分離定量方法について検討した。
    INAXは,赤焼病細菌の選択培地であるPST-SM培地で生育できることから,PST-SM培地で赤焼病細菌の生育を抑制するが,INAXの生育に影響を与えない条件を検討した。その結果,PST-SM培地で培養温度を36℃にすると赤焼病細菌の生育を抑制し,INAXのみを効率的に分離定量することが可能であった。
    この方法を用いて,赤焼病病斑から低密度のINAXを分離定量することが可能であった。
    抄録全体を表示
  • 沢村 信一, 加藤 一郎, 伊藤(中野) 恵利
    2003 巻 (2003) 96 号 p. 57-62
    公開日: 2009/07/31
    ジャーナル フリー
    荒茶の微生物数を低減化させるために,4つの観点に注目して調査を実施したところ,以下の点が明らかとなった。
    1) 生葉の洗浄によって,約50%の一般生菌数の減少が認められたが,効果的な除菌方法とは言えなかった。
    2) 蒸熱時間を長くすることによって,荒茶の一般生菌数は減少したが,茶の品質に与える影響が大きく,適切な処理方法とは言えなかった。
    3) 乾燥機における茶温の積算温度あるいは,最高温度と一般生菌数に比較的良い負の相関が得られたことから,乾燥機の適切な温度管理が重要であることが明らかとなった。
    4) 製造日毎の二次汚染状況の調査において,一番茶・二番茶では,一般生菌数の多い工場があった。これは,製茶機械内部に茶葉が付着・蓄積し,そこで微生物が増殖するためと思われる。よって,日々の清掃を重視することによって,荒茶の一般生菌数が低減化することが明らかとなった。
    抄録全体を表示
  • 木幡 勝則, 峰 伸一, 氏原 ともみ, 堀江 秀樹
    2003 巻 (2003) 96 号 p. 63-68
    公開日: 2009/07/31
    ジャーナル フリー
    (1)β-カロテン抗酸化能とDPPHラジカル捕捉能は,熟度が進むに従い減少することが明らかとなった。減少は前者で最大30~60%程度,後者で10~13%程度で,エステル型カテキン類およびEGCgの減少割合(約30%)を考慮すると,熟度の変化はβ-カロテン抗酸化能により強く反映されるものと考察される。
    (2)β-カロテン抗酸化能とDPPHラジカル補足能との強い正の相関は,主要カテキン類よりもエステル型カテキン類,特にEGCgとの間にあることが明らかとなった。この相関は,エステル型カテキン類やEGCgにVCを加えることでわずかながら強くなる傾向にあった。しかし,VCの抗酸化能に及ぼす影響は,その含有量が主要カテキン類と比較して1/15程度と少ないことから,小さいか,あってもそれ程大きいとはいえなかった。
    抄録全体を表示
  • 木幡 勝則, 峰 伸一, 氏原 ともみ, 堀江 秀樹
    2003 巻 (2003) 96 号 p. 69-74
    公開日: 2009/07/31
    ジャーナル フリー
    ペットボトルおよび缶飲料の加温保存(55℃で最大5週間)中の抗酸化能および成分含有量変化について,以下の点が明らかとなった。
    (1)β-カロテン抗酸化能は両飲料においてもほとんど変化しなかった。DPPHラジカル捕捉能は,ペットボトル飲料においてはやや減少する傾向にあったが,缶飲料ではほとんど変化しなかった。抗酸化能と成分含有量との相関では,ペットボトル飲料において,VCおよびエステル型あるいは主要カテキン類8種にVCを加えた値とに弱いながら正の相関が認められた。
    (2)主要カテキン類8種の含有量はペットボトル飲料で約14%,缶飲料で約10%減少した。双方において,エステル型が遊離型の約2倍減少割合が大きく,より変化しやすいことが推察された。VCはペットボトル飲料では約12%減少したが,缶飲料ではほとんど変化しなかった。ペットボトル飲料において成分変化が大きかったのは,缶飲料と比較して容器の気密性が劣る点に起因しているものと推察される。
    (3)保存2週間目の抗酸化能および成分含有量の変化が小さかったことから,賞味期限2週間という期間は妥当であることが示された。
    抄録全体を表示
  • 浅井 和美, 太田(橋本) 晶子, 山本(前田) 万里
    2003 巻 (2003) 96 号 p. 75-80
    公開日: 2009/07/31
    ジャーナル フリー
    本研究では、インターフェロンーガンマ(IFN-γ)を産生するナチュラルキラー細胞株NK92MIを用いて、茶成分の一つである水溶性多糖類(茶ヘミセルロースB:THB)の免疫系に及ぼす影響について検討した。その結果、THBが濃度依存的にNK92MI細胞のIFN-γの分泌能を高めること、及びNK92MI細胞の標的細胞であるK562細胞株への細胞傷害活性能を高めることが明らかになった。
    抄録全体を表示
  • 2003 巻 (2003) 96 号 p. 81-84
    公開日: 2009/07/31
    ジャーナル フリー
    • |<
    • <
    • 1
    • >
    • >|
feedback
Top