茶業研究報告
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2005 巻 , 99 号
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  • 荒木 琢也, 深山 大介, 宮崎 昌宏
    2005 巻 (2005) 99 号 p. 1-9
    公開日: 2009/07/31
    ジャーナル フリー
    本研究では,単独測位GPSの測位精度を調査し,茶園面積計測やGISの構築など茶園管理への利用を検討し,以下の結論を得た。
    1) アンテナ上空の状況により,衛星からの信号の受信状態が劣化し,GPSの利用に適さない時間帯が出現する。
    2) 良好な条件下での単独測位GPSの精密さは約5m(2 dRMS)であり,測位結果の再現性は,年間を通して半径約6m(2 dRMS)であることを確認した。
    3) 三角点において測位した結果,誤差は南北(緯度)方向で1.21m,東西(経度)方向で0.645m,距離で1.37m,高さで3.24mであった。
    4) 約13.5a,11うねの茶園の茶園形状,面積,うね配置を取得した結果,うねの配置を取得するには十分な精度が得られなかったが,茶園面積は3%の誤差で取得できた。また,茶園形状は測量機により取得した形状とほぼ同等であった。
    5) GISを構築するには精度が不十分であるが,GISを運用していく上で茶園の特定などに利用できると考えられた。
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  • 深山 大介, 荒木 琢也, 宮崎 昌宏, 東 邦道
    2005 巻 (2005) 99 号 p. 11-19
    公開日: 2009/07/31
    ジャーナル フリー
    歩行施肥作業において肥料を精度よく散布するとともに面積当たり散布量を一定にすることを目的に,ロール式肥料繰出し機構と速度連動機構を有する歩行型速度連動式施肥機を開発し,肥料繰出し特性試験および肥料散布試験を通して以下の結果を得た。
    (1)ロール式肥料繰出し機構は,茶園で通常用いられる物性の異なる肥料に良く対応し,繰出しロール回転数と肥料繰出し量の間には,80rpm以下の領域で正比例の関係が確認された。
    (2)茶園での作業速度が大きく変動する条件下において,化学肥料や有機配合肥料等,物性が多様で散布量の異なる肥料を用いても,肥料散布量をほぼ一定に調節できる性能を有することが明らかとなった。
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  • 佐藤 安志, 武田 光能, 小野田 初男, 高岡 秀明
    2005 巻 (2005) 99 号 p. 21-29
    公開日: 2009/07/31
    ジャーナル フリー
    電撃型自動計数フェロモントラップ「モスカウンター」のチャノコカクモンハマキ発生予察調査における実用性を明らかにするため,野外茶園で評価試験を行った。本装置は,2年間の連続調査期間を通じて故障なく正常に稼動し,誘殺数と自動計数値はほとんど一致した。計数誤差は最大でも±5%程度で,計数精度は高かった。またモスカウンターによる誘殺消長は,対照とした水盤式フェロモントラップによる消長とよく一致し,本装置が対照トラップの代替トラップとして利用可能なことを示した。さらに個別予察におけるモスカウンターの実用性を判断するため,防除適期決定の基準となる発蛾ピーク日を指標に,本装置と対照トラップを比較した。6年間5か所39発生期におけるのべ84ピークについて比較したところ,モスカウンターと対照トラップで調査した発蛾ピーク日の偏差は,最大で―4日,全体の83.3%が偏差±1日以内に収まり,個別予察においても本装置が対照トラップの代替トラップとなり得ることを示した。以上のことから,チャノコカクモンハマキの発生予察調査におけるモスカウンターの実用性は高いと判断した。
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  • 木幡 勝則, 林 宣之, 大竹 英次, 桑原 秀行, 氏原 ともみ, 手島 暢彦, 鍬形 志乃, 小田嶋 次勝
    2005 巻 (2005) 99 号 p. 31-36
    公開日: 2009/07/31
    ジャーナル フリー
    (1)製茶工程別無機元素含有量の変化について検討した。その結果, Ba, Cu, Fe, Ni, Znについては粗揉後に増加する傾向が見られた。反対に, Srは精揉後に減少する傾向が見られた。その他の金属(Al, Co, Mg, Mn,Rb)に関しては,変化は認められなかった。変化の認められた元素に関して,荒茶と生葉での無機元素含有量を比較したところ,5%水準でZnだけに有意な差が認められた。他の元素に関しては0.8~1.6倍まで変化していたが,3回の繰り返し変動(標準偏差)が大きく,統計的に有意な差があるとはいえなかった。Znと比較的増加の大きかったFeは,考慮して産地判別に用いる必要がある。
    (2)葉位別無機元素含有量の変化について検討した。その結果, Al, Ba, Ca, Co, Mn, Srは下位の葉になるほど増加し,反対に, Cu, Fe, Mg, Ni, P, Znは減少したが,KとRbはほとんど変化しなかった。葉と比較して,茎では特異的な含有量を示す元素が多かったことから,茎茶は原産地判別試料として用いることはできない。
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  • 渡部 育夫
    2005 巻 (2005) 99 号 p. 37-40
    公開日: 2009/07/31
    ジャーナル フリー
    成木園において一番茶後並びに二番茶後のせん枝処理が樹体内窒素の分布及びその後の窒素吸収に及ぼす影響を検討した。その結果一番茶後の深刈り,中切り処理はそれぞれ茶樹に存在している窒素量の約1割弱,約2割弱を収奪していた。この影響は一番茶後せん枝ののち145日の時点でも認められた。二番茶せん枝後追肥した窒素の吸収はせん枝処理により低下したが,樹体窒素の減少を回復するには効果的であった。
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