茶業研究報告
Online ISSN : 1883-941X
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2007 巻 , 103 号
選択された号の論文の6件中1~6を表示しています
  • 武田 善行
    2007 年 2007 巻 103 号 p. 1-39
    発行日: 2007/06/30
    公開日: 2009/12/03
    ジャーナル フリー
  • 三浦 伸之, 内村 浩二, 加治 俊幸, 中村 孝久, 吉田 真一, 勝田 雅人, 烏山 光昭
    2007 年 2007 巻 103 号 p. 41-50
    発行日: 2007/06/30
    公開日: 2009/07/31
    ジャーナル フリー
    茶園土壌における長期間の硝化抑制効果を目的として,硝化抑制剤Ddと尿素を被覆したDd入り被覆尿素の施用技術を検討した。Dd入り被覆尿素70日タイプの溶出は,被覆尿素70日タイプより,特に低温時期で溶出が著しく遅かった。被覆尿素70日タイプと同じ溶出特性を得るためには,春肥ではDd入り被覆尿素40日タイプの施用が望ましいと考えられた。また,秋肥及び夏肥,春肥でDd入り被覆尿素を利用すると,Ddの硝化抑制作用により,被覆尿素よりも窒素溶脱が低減し,施肥窒素の吸収率が高まることで,二,三番茶の品質が向上した。しかし,Dd入り被覆尿素を年間を通じて連用すると,3~4年目はうね問土壌中に蓄積した窒素の分解や,アンモニア酸化細菌による硝化の抑制が低下することにより,溶脱窒素濃度が低下しない可能性が認められた。
  • 内村 浩二, 勝田 雅人, 三浦 伸之
    2007 年 2007 巻 103 号 p. 51-60
    発行日: 2007/06/30
    公開日: 2009/12/03
    ジャーナル フリー
    (1) 茶葉中無機元素含量は,一心三葉の分析ではMg,BaおよびCu含量に,荒茶の分析ではBaに品種間差が認められた。
    (2)荒茶中の12元素(K,Ca,Mg,Al,B,Ba,Cu,Fe,Mn,Ni,Sr,Zn)を用いた主成分分析結果から,第1主成分で因子負荷量が高い値を示したBa,Ca,Srはシラスとそれ以外の土壌を,第2主成分で因子負荷量が高い値を示したAlとMnは火山灰と安山岩あるいは花崗岩を概ね分類する傾向にあった。
    (3) 判別分析の結果,土壌の母材ごとの4群の産地判別には,Ba,Mn,K,B,Sr,Znの6元素が有効であった。得られた判別式の信頼性をモデルに用いなかった26点の荒茶試料で検定した結果,73%の判別適中率であった。
    (4) 火山灰とその他の土壌の2群の産地判別には,Mn,Ba,K,Ni,Znの5元素が有効で,その判別適中率は80%であった。
  • 中野 敬之
    2007 年 2007 巻 103 号 p. 61-68
    発行日: 2007/06/30
    公開日: 2009/07/31
    ジャーナル フリー
    静岡県茶業試験場の作況調査における1991年から2005年までの15年間の結果を分析して,三番茶摘採の有無が翌年一,二番茶の生育・収量に及ぼす影響を検討した。三番茶の摘採は,翌年一,二番茶の摘採日に明らかな影響は及ぼさなかったが,一番茶の収量を明らかに減収させた。二番茶の収量については明らかな傾向はないものの,三番茶摘採園で大きく減収する年次がみられた。三番茶の摘採は翌年一番茶の新芽数を増加させるとされてきたが,本研究では,三番茶の摘採が翌年一番茶の新芽数増加を促したのは15年間で9回であり,必ずしも従来説どおりにならなかった。一方,三番茶の摘採が翌年一番茶の百芽重に及ぼす影響については,15年間で14回,翌年二番茶の百芽重については12回の減小が観測された。以上のことから,三番茶の摘採は,翌年一,二番茶の百芽重を低下させて減収を促す特性があるものと考えられる。
  • 二村 悟
    2007 年 2007 巻 103 号 p. 69-73
    発行日: 2007/06/30
    公開日: 2009/07/31
    ジャーナル フリー
    根緒茶で唐釜が用いられていないのは,おそらく,ひじきに用いる釜がもともと独立して納屋にあったからだろう。蒸し製に用いる助炭の導入も,伝播の過程での変化と考えられる。つまり,根緒茶の製造法は結果的に青柳製に似るが,実は嬉野製の流れを汲み,独自に発展したものという仮説が成り立つ。
  • 2007 年 2007 巻 103 号 p. e1
    発行日: 2007年
    公開日: 2009/07/31
    ジャーナル フリー
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