「働き方改革」という言葉を聞くと,長時間労働の削減・効率化というイメージを持つ方も多いだろう.もちろん,それも働き方改革を語る上で重要な要素であるが,これまで3,000社以上の働き方改革を民間企業・行政等でコンサルティングを行ってきた弊社が最も大事にしていることは,「時間の使い方を変える」ということだ.同じことを言ってるのではと思われるかもしれないが,医療の質を高めるため,自分たちが働きたい・持続可能な働き方(サステナブル)な職場にするために,使うべき時間に時間を割き,使うべきではない時 間を減らしていくというとてもシンプルな考え方である. ここでは,なぜゲームチェンジしなくてはならないのか,医療業界の課題,そして具体的にどのように働き方改革を行うと良いのか,その事例について紹介したい. 世界では国家戦略として,人口構造の変化と共に働き方に関する政策転換を行うことで,とっくに国の経済発展や労働生産性を高める方向に向かっている.
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