中部日本整形外科災害外科学会雑誌
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44 巻, 6 号
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原著
  • ― ウサギ完全虚血および不完全虚血モデル "> ウサギ完全虚血および不完全虚血モデル
    音野 慶仁
    原稿種別: 研究論文
    専門分野: 情報学
    2001 年 44 巻 6 号 p. 1239-1246
    発行日: 2001年
    公開日: 2002/04/03
    ジャーナル 認証あり
    目的 コンパートメント症候群などで骨格筋に循環障害を来たした症例において機能的予後を決定する要因が, 筋線維のタイプにあるのではないかと考え本研究を行った.
    方法 (実験1)日本白色家兎を用いて完全虚血モデルを作成し, 前脛骨筋とヒラメ筋のM波振幅の変化を測定した. (実験2)日本白色家兎を用いて不完全虚血モデルを作成し, 前脛骨筋とヒラメ筋の組織学的変化を比較した.
    結果(実験1)再灌流直後にはM波振幅は消失していたが, 徐々に回復した. ヒラメ筋の方が前脛骨筋にくらべ有意な回復が認められた. (実験2)10時間以上の虚血群で, タイプ?線維に組織学的傷害が認められた.
    結論 1. 完全虚血した場合, 線維タイプにより電気生理学的変化に差が認められた. 2. 部分虚血の場合は, 10時間後よりタイプ?線維に傷害が認められた.
  • 高木 徹
    原稿種別: 研究論文
    専門分野: 情報学
    2001 年 44 巻 6 号 p. 1247-1252
    発行日: 2001年
    公開日: 2002/04/03
    ジャーナル 認証あり
    徒手筋力計による股外転筋力測定値の再現性と, 青年期女性の正常値を検討した.
    再現性調査では, 平均的体格の20歳代健常男性15名の右側肢を対象として, 仰臥位, 側臥位, 立位の各肢位における足関節部測定を日を違えて3回反復測定した. 青年期女性の正常値に関しては, 平均的体格の20歳代健常女性20名の両側肢を対象とした. 日を違えた3回の反復測定における検定(級内相関係数およびピアソン相関係数)では, 立位測定は明らかに再現性が乏しかった. 仰臥位および側臥位測定ではほぼ同等の再現性が認められたが, 測定手技上の利便性などを考慮すれば仰臥位測定が優ると結論した. なお, 側臥位測定においては, 骨盤および大腿を固定しない場合の再現性は乏しかった. 20歳代健常女性20名の測定では, 仰臥位測定における股外転筋力の平均値は18.2kg, 左右差の95%信頼限界値は20.5%であった.
第96回中部日本整形外科災害外科学会
主題4 人工関節置換術後の脱臼
大腿骨頚部骨折1
大腿骨頚部骨折2
大腿骨転子部骨折1
大腿骨転子部骨折2
骨盤骨折·大腿骨骨折1
大腿骨骨折2
下腿骨骨折
足·足関節
足部外傷
脊椎·脊髄損傷1
脊椎·脊髄損傷2
腰部椎間板ヘルニア1
腰部椎間板ヘルニア2
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