中部日本整形外科災害外科学会雑誌
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49 巻, 4 号
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原著
  • 佐藤 進一, 池田 修, 丸田 哲郎, 大井 利夫
    2006 年 49 巻 4 号 p. 633-636
    発行日: 2006年
    公開日: 2006/10/05
    ジャーナル 認証あり
    【目的】頚椎脱臼骨折に対する後方インストゥルメンテーションの有用性につき検討した. 【対象】頚椎脱臼骨折に対し, 後方インストゥルメンテーションを単独で行った7例で, 男性5例女性2例であった. 手術時年齢は平均58.7歳, 術後観察期間は平均8.4ヵ月であった. 【方法】インストゥルメントはOlerud Cervicalを用い, 固定性を評価するため, 前弯角とすべりを術直後・最終観察時で計測し比較した. 【結果】Lateral mass screw固定・pedicle screw固定とも, 前弯角・すべりの変化はほとんどなく, 十分な固定性が得られた. 【結語】前方法では前方圧迫要素を直接除去できるが, 固定力に問題がある. 前後合併手術は侵襲が大きいことが欠点である. 本術式では後方侵入で整復と固定が同時にでき, 強固な固定が得られるため, 離床が早く外固定の期間が短いという利点を有する. 但し, 前方圧迫要素を除去できないという欠点もある.
パネルディスカッション1 臼蓋側の人工股関節再置換術における手術の工夫
主題1 人工股関節再置換術
主題2 臼蓋形成不全に対する関節温存手術
パネルディスカッション2 人工肘関節の発展と限界―不良例から学ぶ―
パネルディスカッション3 上肢軟部組織欠損の治療
主題3 肩腱板断裂
パネルディスカッション4 悪性骨軟部腫瘍切除後の再建法の適応
一般1 腫瘍
主題4 まれな脊椎疾患の症例報告1
パネルディスカッション5 脊椎内視鏡手術の実際
主題5 脊椎感染症に対する治療戦略
主題6 脊椎脊髄疾患に対する新しい診断法
パネルディスカッション6 ACL再建術の限界と問題点
主題7 大腿骨転子部骨折
ポスター1 股関節1
ポスター3 股関節3
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