中部日本整形外科災害外科学会雑誌
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57 巻, 6 号
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第122回中部日本整形外科災害外科学会演題
原著
  • ―直視下修復と鏡視下修復の比較検討―
    安部 幸雄
    2014 年 57 巻 6 号 p. 1207-1210
    発行日: 2014/11/01
    公開日: 2015/02/05
    ジャーナル 認証あり
    【目的】三角線維軟骨複合体の尺骨小窩断裂に対し種々の修復法が報告されている.今回,自験例の治療成績について報告する.
    【対象】27例,男性15例,女性12例,右14手,左13手,年齢14~72歳,平均30歳であった.6例は橈骨遠位端骨折を含む新鮮骨折に伴う断裂でうち3例は骨折治癒後に尺骨頭の不安定性が判明した.受傷から手術までの期間は新鮮骨折3例を除くと1~20ヵ月,平均8ヵ月であった.縫合法は直視下法9例,鏡視下法18例でいずれも尺骨遠位端から尺骨小窩へ2ヵ所の骨孔を作成し縫合した.経過観察期間は8~28ヵ月,平均15ヵ月でMayo modified wrist scoreによる評価を行った.
    【結果】尺骨小窩断裂単独は16例で,11例で他の損傷を合併していた.最終成績は直視下法excellent 8例,good 1例,鏡視下法はそれぞれ15例,3例であった.
    【まとめ】直視下,鏡視下いずれの縫合法も良好な成績が得られた.手技に習熟すれば鏡視下縫合の方が低侵襲かつ短時間で縫合可能であった.
一般演題39 橈骨遠位端骨折
一般演題40 骨折・手
主題13 脊椎外傷の診断と治療
一般演題41 頚椎
一般演題42 悪性骨腫瘍
一般演題43 悪性軟部腫瘍
一般演題44 TKA
一般演題45 TKA臨床評価
Short Talk 25 TKA1
Short Talk 26 TKA2
Short Talk 27 THA
Short Talk 28 軟部肉腫
Short Talk 29 良性軟部腫瘍
Short Talk 30 関節リウマチ
Short Talk 31 骨盤部感染
Short Talk 32 感染
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