コンクリート工学
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16 巻, 12 号
選択された号の論文の6件中1~6を表示しています
  • 朴 春燮, 長井 健雄, S・ シーソンポン, K・S・ セナナヤカ, M・A・ アゼイミ, 樋口 寛, 岸 幸子 フランシスカ, E・R・ ...
    1978 年 16 巻 12 号 p. 7-17
    発行日: 1978/12/15
    公開日: 2013/04/26
    ジャーナル フリー
    近年, 我が国の建設技術に対する諸外国の評価はとみに高く, それに伴い外国からの留学生・研修生の受入れも年々増加の傾向にある。また最近は, 中国からの留学生受入れ問題も大学キャンパスでは話題に上がっている。このような背景から, 現在来日中の留学生・研修生は我が国の建毅技術, 特にコンクリート技術の何に興味を覚え, また何を目的として来日したのか, またその評価をどのようにしているかを探るため, 標記の座談会を企画した。今後我が国にとって海外工事の増加は必要不可欠であり, 諸外国, 特に発展途上国のコンクリート技術の実情を理解する上で, また外国からの留学生・研修生を受け入れる上でのご参考になれば幸いである。
    なお, 当初はセメント, 建築, 土木各関係者から話を伺うことを予定したが, あいにくとセメント化学の分野で該当者が見つからないため, 先進国並びにセメント技術者の代表としてE. R. マーレ氏に特別参加を願ったところ快よく承諾を頂いた。厚く御礼申し上げる。
    また, 頁数の制約により, 発言も約1/2に縮小せざるを得なかった。従って, 十分に発言者の意向を反映していないところも多いかと思われるが, お許し頂きたいと思う。
  • 岡田 克也, 川上 信博
    1978 年 16 巻 12 号 p. 18-24
    発行日: 1978/12/15
    公開日: 2013/04/26
    ジャーナル フリー
    プレテンション方式による, プレストレストコンクリート部材は一般に蒸気養生を行うことが多い。この場合, 養生中に緊張端部でPC鋼材が破断したり, 導入プレストレスの損失が生ずることがある。しかしながら, これらに関しての研究や検討は数少なく, 製作計画の段階で十分考慮されていないのが現状である。
    著者らは, 蒸気養生を行った工場生産のプレテンション方式によるプレストレストコンクリート部材を製作するに際して部材製作時, 養生中のPC鋼材緊張力と導入プレストレスを測定した。測定結果より, 緊張端露出部のPC鋼材緊張力は養生温度の降下に伴い増大し, プレストレス導入前では初期緊張力に対して約12%増加した。また, 導入プレストレスは蒸気養生の影響により, 8℃の温度上昇で1%程度の損失量が生じた。これらについては, 蒸気養生条件, PC鋼材とコンクリートとの付着時期等を考慮した推定式による解析でも, 測定値と同様な結果が得られた。
    この結果, プレテンション方式によって, プレストレストコンクリート部材を製作する場合, 養生条件によってはPC鋼材の初期緊張力を鋼材許容引張力より多少低減して設定するか, あるいは経済的な範囲で露出部のPC鋼材長さのコンクリート部材長さに対する比 (l/L) を大きくするような製作計画をたてる必要があることが明らかとなった。
  • 山田 宏, 佐藤 良雄, 井上 正博, 押味 至一
    1978 年 16 巻 12 号 p. 25-30
    発行日: 1978/12/15
    公開日: 2013/04/26
    ジャーナル フリー
    本工事の特色は架構に採用されたブレース構造と, 床版に採用されたフラットスラブの施工である。
    ブレースは35の太径鉄筋で設計されたので, これをユニット化してプレファブ施工とし, 継手にスクイズジョイントを採用することによって好結果を得ることができた。またフラットスラブはフライングショアー (床版可動型わく) にて行ったが, 計画段階での目標を満すことができた。施工に当っては社内の総合力を100%発揮することを心がけ, 一括受注の特性が十分発揮できたものと考える。
  • 東 秀彦
    1978 年 16 巻 12 号 p. 31-37
    発行日: 1978/12/15
    公開日: 2013/04/26
    ジャーナル フリー
  • 13. 計算技法 13.2 構造設計におけるコンピュータの利用 (その1)
    池田 博俊, 矢島 輝夫
    1978 年 16 巻 12 号 p. 60-67
    発行日: 1978/12/15
    公開日: 2013/04/26
    ジャーナル フリー
  • 配合 (調合)
    長滝 重義, 中山 紀男, 白山 和久
    1978 年 16 巻 12 号 p. 68-75
    発行日: 1978/12/15
    公開日: 2013/04/26
    ジャーナル フリー
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