コンクリート工学
Online ISSN : 2186-2753
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36 巻, 6 号
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  • 坂井 悦郎, 市川 牧彦, 大門 正機
    1998 年 36 巻 6 号 p. 3-9
    発行日: 1998/06/01
    公開日: 2013/04/26
    ジャーナル フリー
    高流動コンクリートや高品質吹付けコンクリートとして石灰石微粉末が広範囲に利用されている。また, 低環境負荷型のフィラーセメント用としても石灰石微粉末の重要性は将来ますます増加するものと思われる。石灰石微粉末研究委員会により提案された品質規格 (案) について紹介する。加えて, セッコウが存在する場合やそうでない場合の石灰石微粉末とC3Aの反応や石灰石微粉末を添加したペースト流動性の機構など, 石灰石微粉末の物理化学的な性質について述べる。そして, この系のDelayed Ettringite Formationについてもまとめた。
  • 伊東 良浩
    1998 年 36 巻 6 号 p. 10-14
    発行日: 1998/06/01
    公開日: 2013/04/26
    ジャーナル フリー
    構造物維持管理のための要素技術として, 構造物を破壊することなく測定できる非破壊試験法に対して大きな期待が寄せられている。非破壊試験法の適用をライフサイクルコストミニマムの観点1) に立って見るとすれば, 供用開始からその劣化度を継続的に調査しながら効率の良い維持管理が行われるようにする, 予防的な点検技術も必要になると考えられる。また, 現状各種各様の非破壊試験法が提案されているものの, それぞれの特徴を明確にしてうまく使い分けるといった点からすると, まだ十分な整理がなされていないと思われる。合理的な維持管理を行ううえで, これら技術の特徴を整理し位置づけを明確にしていくことが重要であると考える。
  • 大槻 茂雄, 川瀬 千佳, 高橋 裕行, 前沢 二郎
    1998 年 36 巻 6 号 p. 16-20
    発行日: 1998/06/01
    公開日: 2013/04/26
    ジャーナル フリー
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