JIS A 5005は,前回(1993年)の改正後15年が経過している。この間,コンクリー卜技術の進歩,砕石・砕砂の需給量の増大,副産される砕石粉の増加,石灰石骨材への対応など,骨材資源の動向や関係規格類と関連した社会情勢等は大きく変化してきた。今回の改正は,これらの変化に対応し,実状にあわせて規格全体の見直しを行った。本文では,今回改正されたJIS A 5005(コンクリート用砕石及び砕砂)の内容について紹介する。
研究論文の電子化について,その制作に必要な基礎技術を解説した。さらに電子化されてネット上で流通する電子論文がどのように検索され,評価されているかについても,コンクリート工学分野の現状に即して概観した。電子化された論文には印刷体として公開される場合とは違った,いくつかの新しい性格がある。2003年からJCIが刊行している国際英文誌Journal of Advanced Concrete Technologyを例に紹介する。