コンクリート工学
Online ISSN : 2186-2753
Print ISSN : 0387-1061
ISSN-L : 0387-1061
53 巻, 6 号
選択された号の論文の14件中1~14を表示しています
巻頭言
TOPICS
解説
テクニカルレポート
  • 工藤 淳, 矢ノ倉 ひろみ, 丸屋 剛, 辻 幸和
    2015 年 53 巻 6 号 p. 535-541
    発行日: 2015年
    公開日: 2016/06/01
    ジャーナル フリー
    埋設施設の鉄筋コンクリートの側壁には,雨水や地下水の浸入と浸出を抑制するため,水密性を低下させる有害なひび割れの発生を抑制することが求められる。本稿では,セメントの水和熱による温度変化や乾燥収縮などにより発生するひび割れに対して,過去20年間実施してきたコンクリート配合の改善やひび割れ制御鉄筋の効果について,事前の予測と実構造物に発生したひび割れを長期にわたり観察した記録と比較し,それらの制御方法を評価した結果を報告する。
  • 辻 幸和, 李 春鶴, 橋本 親典, 栖原 健太郎
    2015 年 53 巻 6 号 p. 542-550
    発行日: 2015年
    公開日: 2016/06/01
    ジャーナル フリー
    ポストテンション方式およびプレテンション方式により作製したPPC(Partially Prestressed Concrete)梁の曲げひび割れ性状について,その実験結果を報告する。コンクリートの圧縮強度は,100 N/mm2,70 N/mm2,および35 N/mm2に変化させた。そして,アンボンドも含めたPCグラウトの品質を変えたポストテンション方式のPPC梁およびプレテンション方式のPPC梁におけるPC鋼より線やPC鋼棒のPC鋼材とコンクリートの付着性能は,PPC梁の曲げひび割れ性状に大きな影響を及ぼすことを報告する。また100 N/mm2級の高強度コンクリートを用いたPPC梁では,プレテンション方式よりも高強度PCグラウトを充填したポストテンション方式のPPC梁の方が,曲げひび割れ性状が良好であることも報告する。そして,土木学会コンクリート標準示方書における曲げひび割れ幅の算定式の適用性に言及する。
工事記録
講座
随筆
海外だより
さろん
ニュース
feedback
Top