コンクリート工学
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54 巻, 10 号
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巻頭言
TOPICS
解説
  • 浦野 真次, 橋本 紳一郎, 橋本 親典, 綾野 克紀
    2016 年 54 巻 10 号 p. 987-992
    発行日: 2016年
    公開日: 2017/10/01
    ジャーナル フリー

    本稿は,発刊して約10年が経過した土木学会「施工性能にもとづくコンクリートの配合設計・施工指針(案)」について,これまでの活用実績と最新の情報を取り入れて改訂したコンクリートライブラリー145号「施工性能にもとづくコンクリートの配合設計・施工指針[2016年版]」を概説したものである。改訂版は,コンクリートの施工や材料に関する最新の情報も取り込み,現場技術者の実務に役立つように改訂されただけでなく,設計段階における設計における施工性の考慮の内容も新設した章に明記している。また,施工性能をスランプ試験以外で評価する方法について併せて検討され,「ボックス形容器を用いた加振時のコンクリートの間隙通過性試験方法(案)(JSCE-F 701-2016)」として土木学会規準が制定された。

  • 中村 英佑, 古賀 裕久, 渡辺 博志
    2016 年 54 巻 10 号 p. 993-997
    発行日: 2016年
    公開日: 2017/10/01
    ジャーナル フリー

    混和材を大量に用いた低炭素型のコンクリートを適用したコンクリート構造物の設計・施工方法を確立することを目的として,9機関による共同研究を実施した。実験や解析によって得られた検討結果に基づき,「低炭素型セメント結合材を用いたコンクリート構造物の設計・施工ガイドライン(案)」を提案した。ガイドラインでは,国内で一般的に用いられているセメントと比較して混和材の置換率を高めて材料製造時の二酸化炭素排出量を削減した結合材を「低炭素型セメント結合材」と定義し,これを適用したコンクリート構造物の設計および施工の原則と配慮することが望ましい事項を示した。

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