コンクリート工学
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55 巻, 3 号
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巻頭言
TOPICS
解説
テクニカルレポート
  • 湯浅 昇
    2017 年 55 巻 3 号 p. 222-231
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/03/01
    ジャーナル フリー

    1991年度の「自然環境下のコンクリート性能研究委員会」(委員長:鎌田英治北海道大学教授),2003年度の「自然環境下のコンクリート性能評価研究委員会」(委員長:佐伯昇北海道大学教授)の後継委員会として,2016年度に「自然環境下のコンクリート劣化研究委員会」(委員長:湯浅昇日本大学教授)が設置されたことに関連して,自然環境下の劣化を紹介するとともに,過去2つの研究委員会で浮き彫りになった暴露試験の問題から作成に至った「コンクリートの長期暴露試験マニュアル」をその考え方から解説した。また,日本大学が進める暴露試験について,暴露場および試験の概要,運用に際し構築した無線およびLANによる環境情報・試験データの入手システムを紹介した。

  • 金本 清臣
    2017 年 55 巻 3 号 p. 232-238
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/03/01
    ジャーナル フリー

    地上25階程度以下,地下2階以上の鉄骨(以下,Sと略記)造建物の地上階コンクリート充填鋼管(以下,CFTと略記)柱の軸力を地下階の鉄筋コンクリート(以下,RCと略記)造柱に伝達させる場合,一般的に地上階柱の構造種別を地下2~3層にわたって鉄骨鉄筋コンクリート(以下,SRCと略記)造柱に切り替えることが多く,建設コストの上昇や工期長期化の一要因となっている。著者はこれらの解決策として,地上階のCFT柱を任意の地下階1層のみで地下階のRC造柱に接続させるために,地上階から延伸するCFT柱をこの部分で一回り大きな断面のCFT柱で囲繞し定着させるハイブリッド構造柱を開発した。本稿では,本柱の構造性能を確認するために実施した各種構造実験の概要と結果について紹介する。

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