コンクリート工学
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巻頭言
TOPICS
解説
  • 石田 哲也, 渡辺 博志, 小林 孝一, 大脇 英司
    2019 年 57 巻 7 号 p. 475-480
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/07/01
    ジャーナル 認証あり

    混和材を大量に使用したコンクリートは低発熱性や塩害抵抗性に優れ,産業副産物や低品質骨材の活用に有用である。また,ポルトランドセメントよりCO2排出原単位の小さな混和材を大量に使用するため環境負荷の低減が期待されるが,広範な普及には至っていない。土木学会コンクリート委員会では委託を受けて研究小委員会を設置し,このコンクリートの特性や適用に際して留意すべき点等を整理して2018年9月に「混和材を大量に使用したコンクリート構造物の設計・施工指針(案)」を発刊した。これを契機に適用実績が増加し,環境負荷の低減および資源の有効活用と,コンクリート構造物の耐久性向上の両者が達成されることを期待している。

テクニカルレポート
  • 本村 一成, 続 博誉, 橋口 大輔, 黒岩 秀介
    2019 年 57 巻 7 号 p. 481-488
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/07/01
    ジャーナル 認証あり

    CO2排出量の削減および資源の有効利用の観点から,フライアッシュをコンクリート用混和材として積極的に利用することが期待されており,実績が少ない建築工事においては技術的知識などの蓄積が望まれている。フライアッシュを多量に使用したコンクリートを建築物に適用する場合,フレッシュ性状や空気量の経時変化,構造体強度補正値,発熱特性,中性化抵抗性などの検討課題がある。本稿では,フライアッシュセメントC種相当の構造体強度補正値28S91が0であること等を確認した工事施工前の事前の試験,30000m3を超える工事中のコンクリートおよびフライアッシュの品質管理試験結果ならびに実構造物における温度測定結果などの事例を示した。

  • 日本建築学会近畿支部「暑中コンクリート工事対策マニュアル改定委員会」
    2019 年 57 巻 7 号 p. 489-497
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/07/01
    ジャーナル 認証あり

    本稿は,日本建築学会近畿支部から改訂・発刊された「暑中コンクリート工事における対策マニュアル2018」に掲載されている,荷卸し時のコンクリート温度と品質に関する実験データを報告するものである。近年,外気温の上昇と共に,受入れ時のコンクリート温度も高くなる傾向にあり,JASS 5等で原則として規定されている35℃を超える可能性が高くなっている。本稿では,受入れ時のコンクリート温度が35℃を超えた場合に,コンクリートの品質に悪影響をおよぼすかどうか実験データにより検討し,38℃程度までであれば大きな問題はないことを示した。

  • 井口 重信, 小林 將志, 松田 芳範, 野澤 伸一郎
    2019 年 57 巻 7 号 p. 498-503
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/07/01
    ジャーナル 認証あり

    コンクリートのアルカリ骨材反応対策としてJIS規格で「無害」と判定された骨材を用いた構造物で劣化損傷が発生していることを受けて,JR東日本では2011年11月より骨材判定区分を細分化し混合セメント等を用いる方法を主体とした対策を施行してきた。本対策を実際の工事に導入するにあたっては,材料の供給,生コンの製造,施工などの各場面において課題があった。そこで,本対策の先行導入対象として新潟駅付近連続立体交差化工事を選定し,フライアッシュを混合したコンクリートを用いて抑制対策を実施するにあたっての抑制効果のあるフライアッシュ混合率等の検討,生コンの供給体制の構築,施工時の品質確保に関する検討などを行い,実施工における適用性を確認し実施した。

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