コンクリート工学論文集
Online ISSN : 2186-2745
Print ISSN : 1340-4733
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20 巻 , 2 号
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  • 菅野 貴浩, 石橋 忠良, 木野 淳一, 小林 薫
    20 巻 (2009) 2 号 p. 2_1-2_12
    公開日: 2011/12/22
    ジャーナル フリー
    鉄道用の鉄筋コンクリート高架橋においては,柱部材の帯鉄筋を密に配置し地震時変形性能を高めている。しかし,この場合でも大変形領域での繰返し荷重を受けると,かぶりコンクリートの剥落以降,急激な耐力の低下が生じ,地震時変形性能には限界がある。一方,軸方向鉄筋の内側に円形スパイラル状の帯鉄筋を配置した鉄筋コンクリート柱の場合,この帯鉄筋に囲まれたコンクリートの損傷が軽微となり,地震時変形性能が飛躍的に向上する。しかし,この鉄筋コンクリート柱の地震時変形性能についての定量的な検討はこれまで十分には行われてこなかった。そこで,正負水平交番載荷実験に基づき,地震時変形性能についての定量的検討を行い,その評価手法を見出したので,その提案を行う。
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  • 道正 泰弘
    20 巻 (2009) 2 号 p. 2_13-2_26
    公開日: 2011/12/22
    ジャーナル フリー
    建物等の解体により発生するコンクリート塊のリサイクルシステムを構築するため,再生骨材のプレキャスト鉄筋コンクリート製品(設計基準強度:40N/mm2程度)への利用について実験的検討を行った。検討は,実構造物を原コンクリートとしたコンクリート塊から製造した再生骨材を用い,強度,耐久性等の諸試験を実施し,得られた結果から材料設計に基づく実用化のための検討を行い,試作品を作製し検証を行った。その結果,再生骨材コンクリートの主要な性質は,蒸気養生によって改善されることを確認し,適切な材料設計と品質管理により,プレキャスト鉄筋コンクリート製品として所定の品質を確保することが可能であることが判明した。
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  • 二井谷 教治, 渡瀬 博, 阪田 憲次, 綾野 克紀
    20 巻 (2009) 2 号 p. 2_27-2_37
    公開日: 2011/12/22
    ジャーナル フリー
    多数のコンクリート構造物が建設され,市民生活に供されている。これらを適切に維持管理していくためには,コンクリート部材の応力度を知ることは重要な要素である。ところが,実際の応力状態は,設計で考慮した状態と差異があるため,容易にはこれを把握できない。その主たる要因は,コンクリートの乾燥収縮およびクリープに起因する内部拘束応力の存在である。そこで筆者らは,これらの時間依存挙動に起因する内部拘束応力のメカニズムおよび特性を実験的に検討し,これらを全応力から分離できる新たな推定手法を提案した。従来から提案されている応力開放法を基本にした手法であるが,測定方法などを工夫し,精度の向上を図った。供試体や実構造部材を用いて検証を行った結果,構造物の維持管理レベルを決定するために十分な推定精度であることが確認された。
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  • 内海 秀幸
    20 巻 (2009) 2 号 p. 2_39-2_49
    公開日: 2011/12/22
    ジャーナル フリー
    吸着量に依存した非線形パラメータとしての蒸気相ならびに液相水分に対する拡散係数の数理表現式を明らかにした。本研究での拡散係数は,水分吸着の進展を表現する熱力学状態方程式を基礎とし,セメント硬化体固有の微細構造特性が反映された吸着等温関係式を利用することにより定式化されていることから,温度ならびに空隙径分布の変化が各相の拡散係数の変化に及ぼす影響を定量的に表現することができる。解析結果は水分移動の形態が吸着量に応じて蒸気相による拡散から液相による拡散に遷移するプロセスの物理的解釈を明瞭なものとし,また,既往の研究結果と良好な相関を示した。
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