コンクリート工学論文集
Online ISSN : 2186-2745
Print ISSN : 1340-4733
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21 巻 , 3 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
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  • 吉津 利洋, 小寺 耕一朗
    21 巻 (2010) 3 号 p. 3_1-3_8
    公開日: 2011/12/22
    ジャーナル フリー
    プレート用いた機械式定着筋は,従来の半円形フックによる機械式定着筋の代替として適用するもので,鉄筋端部に接合したプレートの支圧により定着を確保する方法である。この方法は,近年の耐震性向上を目的とした過密配筋による施工性低下およびそれに伴うコスト増加を解決する方法として期待されている。そこで,プレートを有するナットを用いた機械式定着筋を開発した。各種性能確認の試験を実施し,今回開発したプレートを有するナットを用いた機械式定着筋が,従来の半円形フックによる定着筋と同程度の性能を有することを確認した。
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  • 閑田 徹志, 百瀬 晴基, 鈴木 宏一, 淺岡 茂
    21 巻 (2010) 3 号 p. 3_9-3_21
    公開日: 2011/12/22
    ジャーナル フリー
    RC建築物の収縮ひび割れ制御に有効なひび割れ誘発目地(以下目地)に十分な集中性能を発揮させるには部材厚さの20%以上の目地断面欠損量が必要とされ,耐震壁など構造部材では断面欠損量分だけ増厚が必要で大きなコスト増要因となる。本研究では,ノッチ目地とコッター内部目地を組み合わせた新しい目地を提案すべく,ひび割れ集中性能についてはり試験体の直接引張実験結果をもとに検討した。また,提案目地を有する耐震壁のせん断性能を構造実験により確認するとともに,実建物に適用してひび割れ集中性能を検証した。その結果,目地のひび割れ集中性能は従来技術よりも優れており,内部目地を有効壁厚として考慮することで増厚の大幅低減が可能となるとともに,実建物においてひび割れ集中が従来技術と同等以上で十分な適用性があることを確認した。
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  • 岩城 一郎, 子田 康弘, 上原子 晶久, 諸岡 等
    21 巻 (2010) 3 号 p. 3_23-3_30
    公開日: 2011/12/22
    ジャーナル フリー
    本研究では,高炉セメントを用いたプレキャストコンクリートの普及を念頭に,塩分環境下における高炉セメントを用いた蒸気養生コンクリートのスケーリング抵抗性について検討した。はじめに,セメントの種類,養生方法を変化させて,RILEM-CDF法に準拠したスケーリング試験を行った。次いで,高炉セメントを用いた際の水セメント比の低下によるスケーリング抵抗性の向上効果を調べた。さらに試験終了時の塩分浸透状況を調べた。その結果,塩分環境下における高炉セメントを用いた蒸気養生コンクリートのスケーリング抵抗性は低いが,水セメント比の低下により改善されること,スケーリング深さを考慮しても塩分浸透深さは顕著に抑制されることが明らかになった。
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  • 戸田 勝哉, 上野 敦, 宇治 公隆
    21 巻 (2010) 3 号 p. 3_31-3_41
    公開日: 2011/12/22
    ジャーナル フリー
    コンクリート構造物を維持管理する上で,余寿命評価の精度向上が課題として挙げられる。ひび割れ発生時の腐食量が分かれば,分極抵抗法などの電気化学的測定により加速期までの余寿命が求まり,ライフサイクルコストの試算が可能となる。しかし,コンクリートは強度などの性状が一定ではなく,かぶりや鉄筋間隔なども構造物によって条件が異なる。本研究では,促進試験によりコンクリートにひび割れを発生させ,そのときの鉄筋腐食量を求めた。また,FEM解析を実施して,ひび割れ発生時の鉄筋腐食量の予測方法を検討した。その結果,かぶり,強度などの諸物性を適切に解析条件として入力することで,断面修復した構造物の再劣化をも含め,ひび割れ発生時の鉄筋腐食量を求めることが可能であることを明らかにした。
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  • 庭瀬 一仁, 杉橋 直行, 辻 幸和
    21 巻 (2010) 3 号 p. 3_43-3_51
    公開日: 2011/12/22
    ジャーナル フリー
    本論文は,低レベル放射性廃棄物処分施設のうち日本で初めて建設が計画されている余裕深度処分施設において,放射性核種の拡散による移行を抑制するための人工バリアとなる低拡散層を高流動モルタルで構築するための配合選定についてまとめたものである。数万年程度の超長期耐久性の性能評価が必要である低拡散層の配合設計の方針を整理し,33種類の配合について性能比較の室内試験を実施した。性能比較の室内試験とその追加検討試験の結果から,低拡散層の配合として低熱ポルトランドセメントにフライアッシュ,膨張材,石灰石微粉末を使用した高流動タイプのモルタルの配合を選定した。
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  • 庭瀬 一仁, 杉橋 直行, 辻 幸和
    21 巻 (2010) 3 号 p. 3_53-3_62
    公開日: 2011/12/22
    ジャーナル フリー
    本論文は,低レベル放射性廃棄物処分施設のうち日本で初めて建設される余裕深度処分施設において,放射性核種の拡散による移行を抑制するための人工バリアとなる低拡散層を,実規模で試験し,前もって選定した材料の種類と配合について,その施工性を含めた初期性能(設計対応による機能低下の抑制が可能な期間の性能)についてまとめたものである。実規模試験は,実際の施工環境を模擬した地下100mの試験空洞内に建設し,この時の施工性能,圧縮強度,静弾性係数,空隙構造,実効拡散係数,ひび割れの抑制効果を検討し,評価して,その初期性能を示した。また,放射性核種の一つであるトリチウムを使用した拡散係数取得方法について検討し,試験条件を提示し,算出方法の説明性の向上が可能な手法を提案した。
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  • 阿波 稔, 迫井 裕樹, 庄谷 征美, 月永 洋一, 長瀧 重義
    21 巻 (2010) 3 号 p. 3_63-3_75
    公開日: 2011/12/22
    ジャーナル フリー
    本研究は,最近開発されたコンクリート用フェロニッケルスラグ粗骨材および,JIS A 5011-2「コンクリート用スラグ骨材 第2部:フェロニッケルスラグ骨材」に規格化されているフェロニッケルスラグ細骨材を用い,それら粗骨材および細骨材を単独あるいは組合せ使用したコンクリートの基礎的性質を明らかにすることを目的としたものである。本研究で用いたフェロニッケルスラグ粗骨材および細骨材を組合せて使用した場合,コンクリートのブリーディング量は増加する傾向にあるが,その力学的性質は石灰岩砕石および砕砂を用いたコンクリートと同等以上であることを確認した。さらに,過度なブリーディングを抑制することにより,硬化コンクリート中に適切な気泡組織が形成され,凍結融解抵抗性が確保できることを明らかにした。
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  • 三浦 泰人, 佐藤 靖彦
    21 巻 (2010) 3 号 p. 3_77-3_86
    公開日: 2011/12/22
    ジャーナル フリー
    本研究では,NaCl溶液へのセメントペーストおよびモルタルの2ヶ月間の短期間浸漬実験を行った後,3点曲げ試験および化学分析を行った。その目的は,曲げ試験から得られた荷重-変位関係から逆解析により,メソスケール解析に適用可能な引張軟化曲線を同定し,化学分析により同定した供試体中の水和物量との両者の関連性を評価することにある。最終的に,水和物の減少に伴う,セメントペーストとモルタルの引張強度,弾性係数,破壊エネルギーの変化を捉えることができた。さらに,水和物の影響を含めた引張軟化曲線のモデル化を行った。
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