巻号一覧
27 巻 (2012)
- 5 号 p. 342-
- 4 号 p. 246-
- 3 号 p. 156-
- 2 号 p. 76-
- 1 号 p. 10-
27 巻, 3 号
7月
選択された号の論文の6件中1～6を表示しています
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特集 “難経皮吸収性薬物とワクチンの経皮デリバリーへのチャレンジ” 編集：杉林堅次
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藤堂 浩明, 杉林 堅次2012 年 27 巻 3 号 p. 156-163
発行日: 2012/07/30
公開日: 2012/10/30
ジャーナル フリー皮膚は局所作用や全身作用を期待する薬物の適用部位として注目されており、近年ではアルツハイマー治療薬、注意欠陥多動性障害治療薬など中枢神経系に作用する薬物が承認を受けている。また、表皮は免疫反応場として有用であることから、経皮ワクチンの開発が盛んに行われている。しかしながら、薬物の皮膚透過性は他の粘膜と比較して低いため、経皮適用による効果を期待するためには皮膚透過性改善が必須となる。本章では、薬物の経皮吸収（透過）性を改善させるための化学的および物理的吸収促進法について触れ、その有効性について述べる。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1282K) -
河合 敬一2012 年 27 巻 3 号 p. 164-175
発行日: 2012/07/30
公開日: 2012/10/30
ジャーナル フリーイオントフォレシス法にエレクトロポレーション法を併用した経皮デリバリー法（メソポレーション法）を用いることにより、経皮吸収促進効果が飛躍的に改善できる。本稿では、メソポレーション法とその皮膚科学的応用結果について紹介する。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (3564K) -
式田 光宏2012 年 27 巻 3 号 p. 176-183
発行日: 2012/07/30
公開日: 2012/10/30
ジャーナル フリー半導体微細加工技術を応用展開したMEMS (Micro Electro Mechanical Systems) 技術は、大きさ数mm～数μmの微細構造体を作製できることから、圧力、加速度、流量などの物理量を計測するマイクロセンサに用いられている。本稿では、本MEMS技術を医療用マイクロニードルに展開した事例について概説する。具体的には、MEMS加工方法およびそれを用いた医療用マイクロニードルの概要について述べ、その後、Si製、金属製、ポリマー製マイクロニードルの作製方法および特徴について論ずる。また、現在、主流になりつつある生体高分子を材料とした生分解性マイクロニードルの作製事例を紹介する。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1426K) -
小田 実2012 年 27 巻 3 号 p. 184-193
発行日: 2012/07/30
公開日: 2012/10/30
ジャーナル フリーマイクロニードルは、今まで経皮的に投与できなかった薬剤（難経皮吸収性薬物）を投与可能にするデバイスとして注目されている。本稿では主に3M社のデバイスを例に挙げながらマイクロニードルの可能性について紹介する。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1210K) -
瀬尾 尚宏, 珠玖 洋2012 年 27 巻 3 号 p. 194-201
発行日: 2012/07/30
公開日: 2012/10/30
ジャーナル フリーがんや新興の感染症などの重大疾患では、効果的でしかも安全と簡便さを兼ね備えたワクチン法及び抗原デリバリーシステムの開発が急務の課題となっている。皮膚にはその表皮及び真皮層に、がんや病原体への免疫監視に必須なＴ細胞を介した免疫応答を強力に惹起できる樹状細胞と呼ばれている抗原提示細胞が高密度で常在しているため、エピトープ(抗原決定配列)ペプチド、エピトープ配列を含むタンパク質、エピトープをコードしたDNAやRNA抗原のワクチンデリバリーのための最適組織であり、近年がんや感染症を始め種々の新規ワクチン法での応用が期待されている。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (611K) -
Mitragotri Samir2012 年 27 巻 3 号 p. 202-212
発行日: 2012/07/30
公開日: 2012/10/30
ジャーナル フリーDelivering vaccines into skin offers an appealing alternative to needle-based administration for immunization. Besides the benefit of directly delivering vaccines into immunologically competent skin, cutaneous immunization provides the benefits of patient compliance and dose sparing. Vaccine delivery into skin, however, is limited by the barrier of stratum corneum, the outermost layer of skin. A variety of technologies have been developed to permeabilize the stratum corneum to enhance vaccine entry into skin. This review provides a summary of some of these technologies that are based on mechanical disruption of stratum corneum. These include liquid jet injectors, powder injectors, ultrasound, microneedles, abrasive devices, thermal ablation and lasers. An overview of the principles of these technologies, their ability to deliver vaccines and experience in clinical applications is discussed.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (351K)
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