昭和歯学会雑誌
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10 巻 , 4 号
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  • Teuku SYAFIUDDIN, Tomoyuki OSAKABE, Hiroshi SHIMOMURA, Teruo TOKO, His ...
    1990 年 10 巻 4 号 p. 381-384
    発行日: 1990/12/31
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    Four finishing techniques for composite restoration were compared for the resultant surface roughness and the reduction rate using a light-cured microfilled composite and a self-cured hybrid filled composite. No significant difference in roughness was found between the two composites. The roughness was greatest with the Finishing Carbide bur and next with the White Point without irrigation. The least roughness was found with the Superfine Diamond and irrigated White Point with no statistical difference between the two. The reduction rate was greatest with the Superfine Diamond, followed by the Finishing Carbide bur. The smallest reduction rate was found with the White Point either with or without irrigation.
  • 青山 真理子, 宮崎 隆, 藤島 昭宏, 鈴太 暎, 宮治 俊幸
    1990 年 10 巻 4 号 p. 385-394
    発行日: 1990/12/31
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    コンポジットレジンの酸性環境下における耐久性を評価する目的で, 6種類のコンポジットレジンを用いて試験片を作製し, pHの異なる酸性溶液に1週間および1か月間浸漬し検討を行った.表面性状は, 脱イオン水中に浸漬したコントロールでも表面粗さの増加が認められたが, 各酸性溶液に浸漬した場合では, さらに増大することが判明した.SEM観察では, 塩酸溶液に浸漬した試験片で, 表層に大小の凹凸, 亀裂, 陥没などの像が認められ, 材料によっては表層下に変質した層が観察された.引張り試験の結果, 浸漬溶液のpHの低下に伴い, 引張り強さが低下する傾向が認められ, 塩酸溶液に浸漬した場合に低下の程度が大きかった.
  • 新谷 明幸, 下田 圭介, 藤生 貴子, 高橋 英和, 古屋 良一, 川和 忠治
    1990 年 10 巻 4 号 p. 395-402
    発行日: 1990/12/31
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    鋳造リングの裏層材としてセラミックファイバー系裏層材キャスティングライナーを用いた時の全部鋳造冠の適合精度について, 従来より用いられているアスベストリボンと比較し, 検討した.適合精度は, 金属原型に対する浮き上がり量とエポキシ樹脂製支台歯にセメント合着した全部鋳造冠の切断面のセメント層の厚さとによって, 評価した.その結果, キャスティングライナー1枚をリング底から5mm離して裏層した場合, アスベストリボン使用時と同程度の, 良好な適合性を示した.
  • 川村 卓也
    1990 年 10 巻 4 号 p. 403-420
    発行日: 1990/12/31
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    咬合異常者にみられる顎口腔機能の分析に必要な基準を求めるため, これらに異常を示さない正常咬合群の咬頭嵌合位一中心位 (以下CO-CRと略す) における下顎の偏位の状況を三次元的に比較検討した.方法としては, 側貌頭部X線規格写真, 顎関節側方向X線規格写真, オトガイー頭頂方向X線規格写真を用いた.これらにより以下の結果を得た.1) 側貌頭部X線規格写真による方法では, CO-CRにおける下顎切歯間距離は, 平均値-0.11mm, 標準偏差0.38mmであった.2) 顎関節側方向X線規格写真による方法では, CO-CRにおける穎頭間距離は, 前後的に, 右側で, 平均値0.06mm, 標準偏差0.32mm, 左側で, 平均値-0.03mm, 標準偏差0.40mmであった.上下的には, 右側で, 平均値0.01mm, 標準偏差0.27mm, 左側で, 平均値-0.11mm, 標準偏差0.23mmであった.3) オトガイー頭頂方向X線規格写真による方法では, CO-CRにおける穎頭間距離は, 前後的に, 右側で, 平均値-0.09mm, 標準偏差0.31mm, 左側で, 平均値-0.12mm, 標準偏差0.30mmであった.左右的には, 右側で, 平均値-0.04mm, 標準偏差0.28mm, 左側で, 平均値0.02mm, 標準偏差0.41mmであった.以上の基準値を基に, 実際の症例に関して, 新しい機能分析法としての応用の可能性とその方法を検討した.
  • Anna Marie A. ARRASTIA, Sharif AHMED, Hajime WAKABAYASI, Koukichi MATS ...
    1990 年 10 巻 4 号 p. 421-428
    発行日: 1990/12/31
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    The shaping of straight and curved canals produced by rotational instrumentational techniques was evaluated in 22 human molar root canals which were prepared in vitro. The technique for rotational instrumentation featured only clockwise rotations. The results were collected from pre-and postoperative radiographs as well as from scanning electron microscopic analysis of longitudinally ground sections of the roots and of the enlarging instruments. Each preparation was evaluated in terms of its curvature, flow, taper, apical design, and wall surface appearance. The instruments were examined for signs of physical deformation. Rotational techniques in straight canals did not alter the original shape of the canal. The results in moderately curved canals were inconsistent. The results of apical misshapings, perforations, and poor flow in severely curved canals were consistent. The presence of smear layer, debris, and instrument striations on the walls of the canals were observed regardless of the type of canal. Enlarging instruments showed areas of unwinding, blunting, and remaining dentin chips. This study has shown that the reaming technique is reliable only in shaping straight canals. In curved canals, the deleterious effects of reaming on the shape of the preparation were evident. This study suggests that the rotational techniques should be used discriminately as it not only significantly alters canal curvature but it also causes the physical deterioration of the enlarging instruments regardless of the type of canal they were used in.
  • 山口 普, 美濃部 浩久
    1990 年 10 巻 4 号 p. 429-445
    発行日: 1990/12/31
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    日本人の起源については, いまだ不明な点が多い.本研究では, 日本人同様, モンゴロイド人種の影響を受けていると考えられるフィリピン人の頭顔面部の成長についての研究を行った.本研究の対象となったのは, フィリピンマニラ市内および近郊在住の学童である.その結果, フィリピン人学童の性差の出現は, 年齢では13歳以降, 身長では140cm以上, 歯牙年齢ではIII C以降にみられた.歯牙年齢を用いると, 性差の出現時期を明確に区別できると考えられた.また, フィリピン人女子の発育は, 14歳で成人と同じ値をとっており, この時期に発育が終了するものと考えられた.また, 男子では頭部の発育は14歳までにほぼ終了しているものの, 顔面部の発育はその後も続くと考えられた.フィリピン人学童の成長は, 台湾人学童と類似した点が多くみられるが, 成長の過程を細かくみると, 成長のピークの時期の違いなど人種的特徴があると考えられた.
  • 松本 光吉, 中村 幸生, 若林 始
    1990 年 10 巻 4 号 p. 446-449
    発行日: 1990/12/31
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    被験歯として, 26-54歳の患者の中で, 歯頚部象牙質知覚過敏症を有する前歯10例, 小臼歯20例を用いて本実験を行った.レーザー照射装置として, 波長が830nm, 出力が60mW, AC100Vで作働するGaAIAs半導体レーザーを使用した.象牙質知覚過敏症の判定基準は気銃によって生じた誘発痛が耐え難いほど痛い場合を3度, 耐えられる痛みを2度, 軽い痛みを1度そして, 痛みとして感じられない場合を0度とした.以上の判定基準に従って術前, 術直後, 1か月後の診査を行った。レーザーの照射部位は歯頚部象牙質知覚過敏部とし, 可及的に近接して照射した.照射時間は30秒ごととし, 最高3分で中止した.その結果, 1度の症例で14例中14例が有効であった.照射時間は30秒間であった.2度の症例の11例中, 著効が5例, 有効が6例で無効や増悪した症例はなかった.照射時間は30-180秒間で平均値は52秒間であった.3度の症例の5例中, 4例が著効1例, 有効3例であった.また, 照射時間の平均値は87秒であった.全体の有効率では, 30症例中著効が6例で, 有効は24例で80%であった.以上の結果は統計学的に有意であった.再発症例に関する臨床成績は, 1度の症例中2例で14%, 2度の症例中11例で27%, 3度の症例では3例で60%であった.今後, 更に臨床成績の向上と照射時間の短縮, 再発の防止に関する研究が必要であることが判明した.
  • 秋元 あずさ, 瀬川 和之, 滝口 励司, 佐々 竜二
    1990 年 10 巻 4 号 p. 450-456
    発行日: 1990/12/31
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    急速に骨が形成される顎骨歯槽縁に局在する軟骨様骨と, 骨, 軟骨の形態的な相違を明らかにする目的で, ラット新生仔の下顎骨歯槽縁に発生した軟骨様骨, 下顎体部の骨, 椎間円板の線維軟骨, および脛骨骨端板の硝子軟骨を光学顕微鏡と透過電子顕微鏡を用いて比較観察した.軟骨様骨は, 光顕的にはヘマトキシリン・エオシン染色で骨と軟骨の中間的な染色性を示し, トルイジンブルー染色では, 骨, 線維軟骨の細胞間基質の染色性とは異なり, 線維軟骨の細胞領域や硝子軟骨基質と同様のメタクロマジーを示した.透過電顕所見では, 軟骨様骨細胞は, 骨細胞や軟骨細胞よりやや大型で相互に近接して存在していたが, 隣在する細胞間は骨芽細胞のものとは異なり, 密着していなかった・その細胞内には, 骨芽細胞, 骨細胞, 硝子軟骨細胞や線維軟骨細胞と同様に, 基質合成に関与する良く発達した粗面小胞体やゴルジ装置などの細胞内小器官を有し, 細胞表面には骨細胞の突起より短く細い, 硝子軟骨細胞様の細胞突起が認められた.軟骨様骨細胞は, 周囲を線維性基質で囲まれており, この基質を構成する細線維は, 類骨や線維軟骨の基質で観察されたものと同じI型コラーゲンであった.これらのことより, 軟骨様骨は, 骨および軟骨のいずれの定型的な組織構造とも異なっていることが明らかになった.
  • 槇 宏太郎, 柴崎 好伸, 福原 達郎
    1990 年 10 巻 4 号 p. 457-459
    発行日: 1990/12/31
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
  • 小林 誠
    1990 年 10 巻 4 号 p. 461
    発行日: 1990/12/31
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
  • 1990 年 10 巻 4 号 p. 462-476
    発行日: 1990/12/31
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
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