昭和歯学会雑誌
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23 巻 , 3 号
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  • 池田 公司, 丸谷 善彦, 塚崎 弘明, 芝 〓彦
    2003 年 23 巻 3 号 p. 157-165
    発行日: 2003/09/30
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    近年, インレー, クラウンから金属床まで製作でき, さらに陶材焼付鋳造冠の製作も可能な多目的用金合金と専用低融陶材を用いたシステムが開発された.当教室ではコーヌスクローネの審美性の向上のため多目的用金合金と専用低融陶材を用いたシステムを外冠前装に適用することを目的として研究を行っている.そこで, 本研究では多目的用金合金と専用低融陶材を用いたドゥセラゴールドシステム (DUCERA) およびゴールデンゲートシステム (Degussa) の陶材焼付強度と専用陶材の硬さについて比較検討を行った.また, ドゥセラゴールドシステムを用いて金属表面処理の違いとボンディング陶材の有無が陶材焼付強度に与える影響を比較検討した.さらに三点曲げ試験による陶材の曲げ強さの測定, 陶材粉末の蛍光X線分析, X線回折とを行った.多目的用金合金の焼付強度は従来型とほほ同等の値を示した.陶材硬さはいずれもボディ陶材が最も高い値を示し, 次いでボンディング陶材, オペーク陶材の順であった.焼付強度はブラスト処理 (40~60μm) を行いボンディング陶材を用いた表面処理条件が最も高い値を示した.陶材曲げ試験の結果はボンディング陶材が最も高い値を示し, 次いでボディー陶材, オペーク陶材の順であった.陶材粉末の蛍光X線分析, X線回折の結果では金属一陶材との結合に有用であるSnO2とリューサイトが多く観察された.以上の結果より, コーヌスクローネの審美性を向上させるため, 多目的用金合金と専用低融陶材を用いたシステムを外冠前装に適用することが可能であることが示唆された.
  • Jian Wu, Kazuo ITOH, Takashi YAMASHITA, Hisashi HISAMITSU, Sadao WAKUM ...
    2003 年 23 巻 3 号 p. 166-174
    発行日: 2003/09/30
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    The bonding efficacy of dentin adhesive to caries-affected and caries-free dentin was examined by measuring the wall-to-wall polymerization contraction gap width and micro-tensile bond strength. The morphology of the adhesive interface was observed with a Scanning Electron Microscope (SEM). The cavity wall prepared in the caries-affected or the caries-free dentin was conditioned by 0.5 mol/L EDTA and restored with a commercial resin composite (Silux Plus) mediated with a commercial dentin bonding agent (Clearfil Photo Bond) with or without priming of 35 vol% glyceryl mono-methacrylate (GM). In GM priming groups, complete cavity adaptation was observed in all of the specimens of both caries-free and caries-affected dentin. When the GM priming was omitted, contraction gap width in the caries-affected dentin cavity was significantly decreased compared with that in the caries-free dentin cavity. The micro tensile bond strengths of the caries-free dentin without GM priming were significantly lower than those of the other three groups. It was possible to conclude that the efficacy of the dentin bonding system to caries-affected dentin was never inferior to that of the caries-free dentin. The sclerotic dentin is a defense tissue against carious invasion should be preserved. For a resin composite restoration in a caries-affected dentin cavity, it should not be applied with strong acid for the dentin conditioning.
  • 樋口 大輔, 胡 書海, 三森 健治, 川和 忠治
    2003 年 23 巻 3 号 p. 175-179
    発行日: 2003/09/30
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    本研究は, 2001年10月より2002年9月までの1年間に昭和大学歯科病院冠橋義歯学講座の予診診療を受診した患者を対象として調査を行い, 以下の結果が得られた.1.患者総数は913名であり, 男性が333名 (36.5%), 女性が580名 (63.5%) であった.2.予診患者の平均年齢は59.8歳であった.3.総合診療室からの紹介が48.8%であった.また, 口腔外科および保存科からの紹介はそれぞれ25.6%と10.9%であった.4.初診患者の主な主訴はクラウンブリッジが52.2%, 義歯26.6%, 顎関節症11.3%であった.5.予約外再診患者の主な主訴は義歯42.4%, クラウンブリッジ37.2%であった.
  • 栗林 泰, 大塚 純正
    2003 年 23 巻 3 号 p. 180-187
    発行日: 2003/09/30
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    最近の高解像度デジタルカメラの開発やコンピュータ処理能力の著しい向上により, 口腔内写真は, これまでの銀塩写真フィルムによるスライド写真から, デジタルカメラを用いたデジタル記録へと移行しつつある.さらに, 口腔内写真を添付した治療計画書作成や将来的な電子カルテの移行を勘案すると, 今後は画像の蓄積や加工に有利なデジタルカメラでの写真記録が一般化していくものと予測される.一方, デジタル記録環境は, 記録媒体であるハードディスク (HDD) の高速化や大容量化などにより整備されてきたとはいえ, 高解像度のデジタル画像化に伴うコストや時間的問題を無視できるものではない.同時に, 既存の銀塩スライド写真をデジタル化することも求められる.これまでに口腔内写真のデジタル化の検討には, 主として機器の性能に主眼が置かれ, 画像の保存や利用についての議論が十分ではなく, 臨床応用は十分に体制が整っているとはいい難い.そこで, 本研究では現在のデジタル・アナログ混在での口腔内写真の臨床応用を目的として, 必要最低限のデジタル写真撮影条件を検討した.その結果, デジタルカメラは640×480ピクセル (VGA), 内蔵ストロボ, マクロモード, デジタルズーム, 自動焦点での撮影により, 十分な画質のプリントや画像閲覧が可能であり, 臨床の場に必要な画像情報利用の可能性が示唆された.
  • 大野 康亮, 松井 義郎, 松浦 光洋
    2003 年 23 巻 3 号 p. 189-192
    発行日: 2003/09/30
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
  • 2003 年 23 巻 3 号 p. 249-251
    発行日: 2003/09/30
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
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