昭和歯学会雑誌
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27 巻 , 1 号
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  • 久保 美穂, 嶋倉 裕介, 藤島 昭宏
    2007 年 27 巻 1 号 p. 1-9
    発行日: 2007/03/31
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    歯科医療に用いる金属の中でも, 高い生体適合性などの観点からチタンが注目されている.また, 近年歯科用CAD/CAMを用いたチタン製クラウン・ブリッジの製作が期待されている.しかしCAD/CAMにより切削加工されたクラウン・ブリッジは, 切削面が比較的平滑であるため, レジン系合着材に対して良好な接着を得るためには, クラウン・ブリッジ内面に適した表面処理法もしくは表面改質法が望まれる.そこで本研究では, チタンに対して接着性向上を期待できる表面処理法としてトライボケミカル処理に注目し, トライボミカル処理を施したチタンの表面性状の変化や表面組成を分析し, また, レジンセメントを使用した接着試験から接着強さを評価した.その結果, トライボケミカル処理後のチタン表層には, シリカおよびアルミナが検出された.トライボケミカル処理はサンドブラスト処理よりも低い噴射圧で使用可能であることから, メタルフレームの変形やマージンの損傷を防止できると考えられた.トライボケミカル処理はチタンに対してはメーカー推奨の0.28MPaよりも低い噴射圧でも, またメーカー推奨の90度よりも小さい噴射角度でも十分な接着強さを示したことから, クラウン・ブリッジ内面の接着前表面処理にも実用化可能である.
  • 京泉 秀明, 伊藤 光哉, 山田 純嗣, 鈴木 敏光, 久光 久
    2007 年 27 巻 1 号 p. 10-15
    発行日: 2007/03/31
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    光硬化型グラスアイオノマーセメントであるフジIILCEM (FLC) は歯面処理剤として付属のキャビティーコンディショナー (CC) よりもユニフィル® ボンドセルフエッチングプライマー (UP) やG.ボンド (GB) を使用する方が象牙質に対して安定した高い接着力を得ることができることを以前に報告した.今回はエナメル質に対する各種歯面処理剤の影響について検討を行った.セメント材料としてFLC, ビトレマーTMR (VTM) を使用した.各種歯面処理剤として, FLCではCC, セルフコンディショナー (SC), UP, GB, エッチング液 (EE), ビトレマーTMプライマー (VP) を使用した.また, 比較のため無処理 (NC) での接着強さも測定した.VTMではVPを使用した.80本のヒト抜去大臼歯の隣接面を削除して平坦なエナメル質面を作製した.製造者指示に従い歯面処理剤を使用した後, セメントを接着させた.24時間, 37℃に水中保管後, 勇断接着強さを測定した.FLCのエナメル質に対する接着強さ (平均±SD;MPa) は, CCで14.7±2.0, SCでは12.8±1.1, UPでは11.6±1.7, GBでは17.0±1.6, EEでは13.8±1.4, NCでは1.3±1.1, VPでは0.6±1.1であった.VTMでは7.9±1.6であった.FLC付属のCCよりも統計学的に有意に高い接着強さを示したのはGBのみであり, EEでは差は認められず, SC, UP, VPおよびNCでは有意に低い接着強さを示した.エナメル窩洞や比較的浅い窩洞であればCCで十分な接着強さを得ることができるが, 深い窩洞や象牙質窩洞では象牙質に対して安定した接着強さが得られるGBかUPを使用した方が良いと考えられた
  • Hiroyuki WATANABE, Tetsutaro YAMAGUCHI, Kan NAKAJIMA, Toshiro USUI, Sa ...
    2007 年 27 巻 1 号 p. 16-26
    発行日: 2007/03/31
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    The aim of this study was to evaluate the recovery process of masticatory muscle activity after orthognathic surgery. The subjects were 5 adult female patients with mandibular prognathism who had received orthodontic treatment at the Department of Orthodontics of Showa University Dental Hospital before undergoing mandibular osteotomy at the Department of Oral Surgery of Showa University Dental Hospital. Surface electromyography was performed just prior to surgery, and 1 month, 3 months and 6 months postoperatively. Bilateral recordings were made from the masseter muscles and from the anterior and posterior temporal muscles during maximal clenching. The results were as follows : (1) One month postoperatively, all of the muscles showed markedly lower levels of activity than before surgery. However, the 3 month and 6 month examinations showed a tendency for gradual recovery of muscle function. (2) Six months after surgery, the degree of recovery varied, with the muscle function in some patients not recovering to preoperative levels. (3) Two of the patients showed distinct asymmetries of muscle activity in the preoperative recordings. In these cases, the asymmetries persisted 6 months after surgery. Our findings indicate that the recovery of muscle function in patients with mandibular prognathism who have undergone sagittal split ramus osteotomy varies between patients, and is likely to continue for longer than 6 months in most cases
  • 井上 紳
    2007 年 27 巻 1 号 p. 27-33
    発行日: 2007/03/31
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    高周波電流の臨床応用は電気メスがよく知られているが, 1980年代にラジオ波帯の高周波を通電することにより特定範囲の組織を均等に焼灼・瘢痕化できることが動物実験で明らかになり, 様々な臨床領域で応用されるようになった.歯科領域では抜髄や感染根管治療, 歯周病や知覚過敏, 口腔アフタやシェグレン症候群などに使用されるが, 現時点で最も汎用され, かつ成果をあげているのは不整脈の非薬物療法であろう.高周波通電医療の開発の経緯と組織傷害機序, その応用領域について歯科, 医科の各科, さらに不整脈疾患を中心に剖検組織所見を含め概説したい
  • 花澤 智美, 木村 幸紀, 岡野 友宏
    2007 年 27 巻 1 号 p. 35-39
    発行日: 2007/03/31
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
  • 2007 年 27 巻 1 号 p. 41-95
    発行日: 2007/03/31
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
  • 2007 年 27 巻 1 号 p. 96-98
    発行日: 2007/03/31
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
  • 2007 年 27 巻 1 号 p. 99-107
    発行日: 2007/03/31
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
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