巻号一覧
126 巻, 1 号
選択された号の論文の3件中1～3を表示しています
- |<
- <
- 1
- >
- >|
症例報告
-
佐藤 雄, 簗場 広一, 中川 秀己, 室 慶直2016 年 126 巻 1 号 p. 1-6
発行日: 2016/01/20
公開日: 2016/01/21
ジャーナル 認証あり51歳，男性．初診約1年前からレイノー現象，手指の浮腫が出現した．初診時，両手指から両上腕，顔面の皮膚硬化，爪上皮出血点を認めた．抗トポイソメラーゼI抗体陽性であったことから，びまん皮膚硬化型全身性強皮症と診断した．皮膚硬化に対してプレドニゾロン30 mg/日内服を開始したところ，抗トポイソメラーゼI抗体価の低下と相関して皮膚硬化の改善が見られ，さらに血清インターロイキン6値との相関もみられた．以上の結果から抗トポイソメラーゼI抗体価，インターロイキン6値は皮膚硬化の病勢を反映すると考えられた．抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (571K) -
杉山 沙織, 藤山 幹子, 宮脇 さおり, 佐山 浩二2016 年 126 巻 1 号 p. 7-13
発行日: 2016/01/20
公開日: 2016/01/21
ジャーナル 認証あり86歳，男性．狭心症に対し11年前よりニコランジル（シグマート®）7.5 mg/日を内服していた．2年前より頬粘膜にびらんが，4カ月前より上下口唇に血痂をつける疼痛のある潰瘍が出現し治療に抵抗性であった．ニコランジルを中止したところ，3週間以内に頬粘膜のびらん，口唇の潰瘍はすべて上皮化した．ニコランジルが難治性口腔潰瘍を含む粘膜障害を生じることは，皮膚科領域では十分に認識されていない．粘膜の難治性の潰瘍においては，ニコランジルの関与も疑い，既往歴および内服薬の詳細な問診を行うことが必要である．抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1073K)
学会抄録
-
2016 年 126 巻 1 号 p. 17-55
発行日: 2016/01/20
公開日: 2016/01/21
ジャーナル 認証ありPDF形式でダウンロード (1062K)
- |<
- <
- 1
- >
- >|