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動物臨床医学
Online ISSN : 1881-1574
Print ISSN : 1344-6991
ISSN-L : 1344-6991
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31 巻 (2022)
4 号 p. 120-
3 号 p. 79-
2 号 p. 38-
1 号 p. 1-
30 巻 (2021)
4 号 p. 87-
3 号 p. 63-
2 号 p. 29-
1 号 p. 1-
29 巻 (2020)
4 号 p. 130-
3 号 p. 93-
2 号 p. 45-
1 号 p. 1-
28 巻 (2019)
4 号 p. 125-
3 号 p. 79-
2 号 p. 39-
1 号 p. 1-
27 巻 (2018)
4 号 p. 127-
3 号 p. 86-
2 号 p. 52-
1 号 p. 1-
26 巻 (2017)
4 号 p. 149-
3 号 p. 98-
2 号 p. 54-
1 号 p. 1-
25 巻 (2016)
4 号 p. 123-
3 号 p. 83-
2 号 p. 40-
1 号 p. 1-
24 巻 (2015)
4 号 p. 151-
3 号 p. 101-
2 号 p. 48-
1 号 p. 1-
23 巻 (2014)
4 号 p. 135-
3 号 p. 91-
2 号 p. 44-
1 号 p. 1-
22 巻 (2013)
4 号 p. 125-
3 号 p. 84-
2 号 p. 40-
1 号 p. 1-
21 巻 (2012)
4 号 p. 143-
3 号 p. 82-
2 号 p. 38-
1 号 p. 1-
20 巻 (2011)
4 号 p. 107-
3 号 p. 65-
2 号 p. 31-
1 号 p. 1-
19 巻 (2010)
4 号 p. 107-
3 号 p. 71-
2 号 p. 35-
1 号 p. 1-
18 巻 (2009)
4 号 p. 93-
3 号 p. 61-
2 号 p. 25-
1 号 p. 1-
17 巻 (2008)
4 号 p. 109-
3 号 p. 71-
2 号 p. 37-
1 号 p. 1-
16 巻 (2007)
4 号 p. 103-
3 号 p. 65-
2 号 p. 27-
1 号 p. 1-
15 巻 (2006)
4 号 p. 103-
3 号 p. 65-
2 号 p. 27-
1 号 p. 1-
14 巻 (2005)
4 号 p. 115-
3 号 p. 81-
2 号 p. 43-
1 号 p. 1-
13 巻 (2004)
3,4 号 p. 93-
2 号 p. 61-
1 号 p. 1-
12 巻 (2003)
4 号 p. 181-
3 号 p. 131-
2 号 p. 75-
1 号 p. 1-
11 巻 (2002)
4 号 p. 155-
3 号 p. 113-
2 号 p. 83-
1 号 p. 1-
10 巻 (2001)
4 号 p. 171-
3 号 p. 121-
2 号 p. 81-
1 号 p. 1-
9 巻 (2000)
4 号 p. 175-
3 号 p. 133-
2 号 p. 81-
1 号 p. 1-
12 巻, 1 号
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Original Article
犬の乳腺腫瘍の予後におよぼす卵巣子宮全摘出の影響
橋本 志津, 山村 穂積, 佐藤 常男, 金山 喜一, 酒井 健夫
2003 年 12 巻 1 号 p. 1-4
発行日: 2003年
公開日: 2007/11/02
DOI
https://doi.org/10.11252/dobutsurinshoigaku.12.1
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一般臨床動物病院に来院した乳腺腫瘍罹患犬198症例を、乳腺腫瘍切除時に卵巣子宮全摘出術を同時に実施した症例と実施しなかった症例とに区分して、乳腺腫瘍の再手術の頻度、初回と2回目切除時の病理組織像が異なった頻度および切除後の生存率について検討した。乳腺腫瘍の再手術の頻度は、卵巣子宮全摘出術を同時に実施した症例(II群;21.2%)が、実施しなかった症例(I群;26.3%)と比較して低い傾向を示した。病理組織像が異なった頻度に関しては、卵巣子宮全摘出術を同時に実施した症例(II群;10.9%)は実施しなかった症例(I群;15.8%)と比較して低い傾向を示した。生存率は、卵巣子宮全摘出術を同時に実施した症例(II群)では実施しなかった症例(I群)に比べて有意(p<0.05)に高い値を示した。以上の結果から、乳腺腫瘍の切除と同時に卵巣子宮全摘出術を行うことは再手術率を低下させ、また術後に病理組織像の異なる乳腺腫瘍の発生する頻度を減少させ、高い生存率が得られることが示唆された。
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(274K)
肥満細胞腫の予後指標としての犬の血中ヒスタミン濃度および末梢血からのヒスタミン放出の測定
田中 克実, 桃井 康行, 峯岸 美知代, 関口 麻衣子, 紺野 克彦, 田中 あかね, 松田 浩珍, 岩崎 利郎
2003 年 12 巻 1 号 p. 5-11
発行日: 2003年
公開日: 2007/11/02
DOI
https://doi.org/10.11252/dobutsurinshoigaku.12.5
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本研究では犬の肥満細胞腫の病態、予後、術後の転移を予測する指標を検索する目的で、肥満細胞腫の犬12症例を対象に血中ヒスタミン濃度および末梢血をカルシウムイオフォアで刺激した後のヒスタミン放出を測定した。その結果、肥満細胞腫の犬の血中ヒスタミン濃度は健常犬と比較して高値であり、腫瘍の大きさ、病期と相関する傾向が見られ病態や治療効果の監視に有用である可能性が示された。血中ヒスタミン濃度が特に高値であった肥満細胞腫の犬9例の生存期間は2-130日(中央値29日)と極めて短く、予後との間に相関傾向がみられた。また末梢血の肥満細胞数の指標として血液を刺激した後のヒスタミン濃度を測定した。その結果、転移がみられた8例のうち6例で明らかなヒスタミン放出がみられ、転移がない4例ではみられなかった。このことから、刺激によるヒスタミン放出は転移の存在を示唆すると考えられた。また特に著しいヒスタミン放出が見られた6症例では治療法に関わらず全例が130日以内に死亡した。本研究により血中ヒスタミン測定が肥満細胞腫の予後の予測や治療法の選択に際し、有用な情報を提供し得ることが示された。
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(491K)
Case Report
犬の特発性腸リンパ管拡張症の2例
清水 美希, 田中 綾, 星 克一郎, 平尾 秀博, 小林 正行, 丸尾 幸嗣, 岩崎 利郎, 町田 登, 山根 義久
2003 年 12 巻 1 号 p. 13-17
発行日: 2003年
公開日: 2007/11/02
DOI
https://doi.org/10.11252/dobutsurinshoigaku.12.13
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特発性腸リンパ管拡張症と診断された2頭の犬について報告する。体重減少や慢性下痢などの臨床症状および重度な汎低蛋白血症から特発性腸リンパ管拡張症が示唆されたが、診断につながる所見が得られなかったので確定診断を得るために組織学的検索が必要となった。空腸の全層切除生検結果から、特発性腸リンパ管拡張症と診断された。特発性腸リンパ管拡張症は、病態の初期段階に診断された場合は、完全寛解は得られなくても高い治療効果が期待できる。症例1は症状がとても重度で、病態がかなり進行してから診断されたため治療効果が低く、外科的生検後7日目に死亡した。症例2は、病態が症例1に比較してより早期の段階で診断されたため治療効果が得られたが、外科的生検後501日目に死亡した。これらのことから、確定診断法としての外科的生検は、特に病態の重度な動物にとっては侵襲度が高い手段であるが、できるだけ病態の初期段階に行うことが特発性腸リンパ管拡張症の治療においては重要であると思われた。
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(463K)
ウサギの尿砂および尿石症の4例
加藤 郁, 小沼 守
2003 年 12 巻 1 号 p. 19-26
発行日: 2003年
公開日: 2007/11/02
DOI
https://doi.org/10.11252/dobutsurinshoigaku.12.19
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今回我々は血尿、排尿困難などの症状を認めたウサギ4例に遭遇し、症例1には尿砂を認め、症例2、3、4には膀胱もしくは尿道内に尿石を認めた。炭酸カルシウムを主成分とする尿砂および尿石形成が疑われたため、麻酔下にて尿砂排出処置および尿石摘出術を実施した。全例カルシウム過剰摂取に起因する尿砂あるいは尿石症と考えられ、処置および術後はウサギの栄養学をもとに適切なカルシウム要求量と摂取量を考慮した食餌療法を施し順調に経過した。
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(559K)
Teaching Report
CTとMRIのコントラストの違い
-断層画像の使い分けについて-
山田 一孝, 上野 博史
2003 年 12 巻 1 号 p. 27-29
発行日: 2003年
公開日: 2007/11/02
DOI
https://doi.org/10.11252/dobutsurinshoigaku.12.27
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