日本土壌肥料学雑誌
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報文
  • 古園 修治, 山下 耕生
    2025 年96 巻5 号 p. 444-451
    発行日: 2025/10/05
    公開日: 2025/10/30
    ジャーナル 認証あり

    鶏ふん堆肥または豚ぷん堆肥をBulk Blending Fertilizer(BB)肥料原料として使用したときの固結に対する水分の影響を検証した.BB肥料の固結強度は供試堆肥の水分活性との間に0.1%水準で有意な相関が認められた.また,計20点の堆肥について乾燥前,8時間乾燥後および24時間後と異なる水分条件に調整し,それぞれ水分活性と含水率および繊維物質との関係を解析した.その結果,乾燥前および8時間乾燥後における堆肥の水分活性は含水率と0.1%水準で有意な正の相関が認められ,24時間乾燥後の水分活性は酸性デタージェント繊維(ADFom)と1%水準で有意な負の相関が認められた.一般に含水率が高いほど水分活性は高くなるため,比較的含水率の高い条件では供試堆肥においても同様の傾向を示したと考えられた.繊維物質は低湿度域では水分を主に結合水で保持しているため,含水率の低い条件では,堆肥中の水分に占める結合水の割合は繊維物質が多いほど高くなると考えられた.また,供試堆肥の水分活性について含水率とADFomの硫酸可溶画分(ADFom-酸性デタージェントリグニン(ADL))で重回帰分析を行った結果,24時間乾燥後のみADFomの硫酸可溶画分と有意な相関が認められた.この画分は一般的には主にセルロースと考えられていることから,堆肥の水分活性に影響を与える繊維物質は特にセルロースであることが示唆された.

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