(財)日本科学技術振興財団では,1965年,技術目標を分類整理し,産業技術の体系と相互関係を知るため,新しい考えかたに立った「技術分類表」を作成した。この表をもとにして,1969年,科学技術における研究課題を分類整理検索するため,10進数形式の4けたの「科学技術分類表(試案)」が作成された。ひきつづき「科学技術分類表」,「同改訂版」が,それぞれ前の表を実際に使用した結果にもとづいて,作成された。本論文では上記各分類表の概要,作成に当っての基本的考え方,作成の手順を紹介した。また現在までに,これらの表を利用して,科学技術研究情報源案内サービスが試験的に実施されている例のほか,いくつかの利用例が示されている。
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