日本電気で開発し,現在,利用の途についている,特許情報検索システムのシステム設計,システム構成,データ構成について紹介するとともに,このシステムの最大の特徴であるタイトルディスクリプタについて,種々の観点から詳細に紹介する。このタイトルディスクリプタは,自然語を用いたキーワード方式を採用しており,なおかつ,発明の内容を記述するディスクリプタが抄録の形で作成されている。これによる利点をシステムの利用の面から詳しく考察を行たった結果を報告している。また,この特許情報検索システムの今後の問題について,システムアップなど,種々の観点から考察した結果も併せて報告する。
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