栄養学雑誌
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42 巻 , 1 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
  • 坂本 元子
    1984 年 42 巻 1 号 p. 3-10
    発行日: 1984年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 小川 久恵, 松田 康子, 松本 仲子
    1984 年 42 巻 1 号 p. 11-19
    発行日: 1984年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    Margarine has been used as a substitute for butter for many years. However, it is assumed that the recent progress in manufacturing technology and the change of preference have influenced the evaluation of margarine. This study examined differenced in preferences for butter and for margarine by means of the sensory test in which 8 kinds of dishes prepared using butter and margarine respectively were served. At the same time, such items as the influence of serving temperatures, that of preservation, and personal differences among those who are more used to the taste of butter and those who are not were also evaluated.
    Five out of the 8 dishes were reported to have been preferred nondiscriminatedly. And yet those who have been accustomed to the taste of butter preferred butter to margarine, while the other group cose margarine in preference over butter. As for the temperatures at which dishes were served, the one with butter was preferred when the dish was served hot. But the one with margarine was preferred when the dish was served at lower temperature. In making a comparison between the cookies served right after baking and those served after two months' storage in the refrigerator, they did not differ in appreciation whether butter or margarine was used. However, the latter cookies were considered inferior in taste.
  • 平原 文子, 山口 迪夫
    1984 年 42 巻 1 号 p. 21-30
    発行日: 1984年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    本研究は, 最近市場に多く出回っているビタミンE補給食品の実態を明らかにする目的で行った。その市販製品28検体について,α-,β-,γ-,δ-トコフェロール含量, リノール酸含有割合および, 含有油の過酸化物価を調べた。また, トコフェロール含量ならびに過酸化物価については30℃で3ヵ月間保存した前後の値を比較検討した。
    結果, ならびに製品の内容表示や価格に関する考察は以下のとおりである。
    1) 検体の25%は, 加工食品の表示内容を保証するJSD (日本栄養食品協会検定済食品) マークを付しており, 86%は総トコフェロール含量を, 36%はα-トコフェロール含量を表示してあった。
    2) 製品中の油脂1g当たりのα-トコフェロール含量は0.7~470mgと大幅な開きがあり, 同様に1ヵプセル当たりの含量も1.7~100.3mgと幅が大きかった。したがって, 消費者が実際のビタミンE摂取量を知るには,α-トコフェロール量あるいはα-トコフェロール当量の正確な値が表示されることが望ましい。
    3) 検体の多くは脂肪酸組成中のリノール酸含有割合が高く (19.3~71.6%), この値が50%を上回るものが全体の78%を占めていた。
    4) 検体の過酸化物価は全般に低く, 含有油kg当たり5meq以下の製品が, 全体の64%を占めていた。この値は30℃, 3ヵ月保存後には約3倍に増加し, その際, トコフェロールの分解割合はδ,γ,α型の順に高かった。
    5) 原料が1種類である製品はほとんどなく, 大多数は数種の原料よりなっており, このことはトコフェロール組成からも裏づけられた。総VE量の高いものほどα-トコフェロールの含有割合が高く,γ-トコフェロールのそれは低く, 両トコフェロール含有割合の間には比較的強い負の相関がみられた。
    6)α-トコフェロール当量1mg当たりの価格は, 1円未満から40円までの開きがあった。
    7) 栄養のバランスのよい食事をしていれば, 特にVE欠乏症はみられないが, さらに多くの量を摂取しようとする人は, それらの製品の実態を認識しておく必要がある。
  • 鄭 承〓, 小畠 義樹, 黒田 圭一, 西出 英一, 印南 敏
    1984 年 42 巻 1 号 p. 31-41
    発行日: 1984年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    Wistar 系の幼若雄ラットを用い,ω3系多価不飽和脂肪酸を含む魚油 (いわし油) を投与した時の生体内過酸化脂質 (LPO) の生成と防止について検討した。
    不飽和度を異にした5種類の油脂について, 肝臓LPOとビタミンE濃度に及ぼす影響を比較した場合, 不飽和度に応じてLPOが上昇し,α-tocopherol (α-Toc) 濃度の減少することを認めた。また, 魚油投与による血清と肝臓のLPOの上昇を抑制する効果を検討した実験において, dl-α-tocopherylacetate (dl-α-Toc Ac) を魚油添加飼料100g当たり50IU, または100IU添加すると, 血清LPO濃度は5IU dl-α-Toc Acを添加したサフラワー油群の血清LPO濃度と似た値まで低下することを認めた。その時血清α-Toc濃度はサフラワー油群より魚油群のほうが低くなった。一方, 魚油群の肝臓LPO濃度は著しい上昇を示したが, dl-α-Toc Acを50IU, 100IU添加した場合も, 同レベルのdl-α-Toc Ac添加のサフラワー油群のそれぞれに比べ, 高い濃度にとどまった。さらに魚油投与による血清と肝臓のLPO濃度を低下させるため, dl-α-Toc Acの他にd-α-tocopherol, riboflavin tetrabutyrate (RB) を, それぞれ飼料100g当たり50IU, または3mg添加した実験を行った。 dl-α-Toc Acとd-α-tocopherol は, 単位当たりほぼ似た効果を示したが, RBは全く効果を示さなかった。
  • 折茂 英生, 恩田 圭司, 可世木 久幸, 神田 佳和, 久安 早苗, 平井 幸彦, 吉野 芳夫
    1984 年 42 巻 1 号 p. 43-49
    発行日: 1984年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    日本スピルリナ (株) の人工培養池において酸化ゲルマニウム添加条件下で生産されたスピルリナの乾燥藻体には1,130ppmのゲルマニウムが含有された。この試料を, NMF飼料に20%の割合で混合したスピルリナ飼料の慢性毒性試験におけるNMF飼料の対照とし, 雌雄 Wistar 系ラットを用いて25週間にわたって実施した。
    試験区と対照区の身体状況を比較するため, 飼育期間中には外見的観察および体重, 飼育終了時には血液検査28項目, すなわち白血球数, 赤血球数, ヘモグロビン濃度, ヘマトクリット値, MCV, MCH, MCHC, 血清総たん白, A/G比, 尿素窒素, 尿酸, クレアチニン, 総脂質, 中性脂肪, リン脂質, 総コンステロール, HDLコレステロール, 総ビリルビン, 血清カルシウム, 無機リン, 血清鉄, TIBC, 血清アルカリ性ホスフアターゼ活性, クレアチンキナーゼ活性,γ-グルタミルトランスペプチダーゼ活性, トランスアミナーゼ活性2種 (SGOT, SGPT), ロイシンァミノペプチダーゼ活性を測定すると同時に, 主要臓器11種, すなわち副腎, 脳, 心臓, 下垂体, 腎臓, 肝臓, 肺臓, 脾臓, 胃, 睾丸または卵巣の重量, 外見的所見および病理組織学的検索を実施した。
    その結果, 雌雄とも試験区, 対照区の間に大きな差異はなく, 異常と考えられる変化所見を認めなかった。試験区と対照区の間にp<0.01の統計上の差異を認めた項目は, 血液所見, 雄ラットの血清カルシウムおよび血清鉄, 雌ラットの中性脂肪およびクレアチンキナーゼ活性であったが, 文献値と対応した結果, 異常値とは認め難いと思われた。したがって, 本スピルリナ飼料からはこの試験結果からみて, 慢性毒性因子を検出しないものと判断された。
  • 中野 典子, 大野 知子, 服部 イク, 後藤 桂葉, 石川 昌子, 熊沢 昭子, 磯部 しづ子
    1984 年 42 巻 1 号 p. 51-58
    発行日: 1984年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    1941~1975年にわたり, 栄養素摂取量の記載のある文献のうち, 地域集団を対象としたもの234報を資料として, 年次推移より次のようにまとめた。
    なお, 文献は地域的集団特性により便宜的に8区分し, 各集団別に全栄養調査と特定栄養調査に分類した。
    1) 地域集団別にみた栄養調査文献は, 農村が最も多く, つづいて大都市であった。
    2) 調査の主題は世帯を対象に調査されていたため, 単に食生活の実態にとどまらず幅広い領域から観察されていた。
    3) 各地域集団の特徴をみると, 大都市および中小都市では, 標準的な家庭を中心に調査が行われていた。農村では農業経営様式が, また農山村および山村僻地では, 地域特性と職業を中心に, 漁村では漁業地帯の栄養・食物摂取状況をとらえた文献が多い。
    4) 同時調査項目では, 食品群を取り上げているものが各地域集団ともに最も多く, 年次推移とともに身体状況も取り入れられるようになってきている。
    5) 調査人数は, 1世帯1人から始まり, 4,287人を対象としたものまで及んだ。
    6) 調査時期は, 7・8月に実施されたものが多く, 調査の期日は1~7日の範囲がよくみられ, そのうち3日間が圧倒的に多かった。中には1ヵ月にわたるものもみられた。
    7) 集計, 分析方法は, 平均値の算出によるものがほとんどであったが, 順次, 統計処理も行われるようになってきた。
  • 厚生省公衆衛生局栄養課
    1984 年 42 巻 1 号 p. 59-65
    発行日: 1984年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 露木 英男
    1984 年 42 巻 1 号 p. 67-71
    発行日: 1984年
    公開日: 2010/04/30
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