AI時代の教育論文誌
Online ISSN : 2436-4509
ISSN-L : 2436-4509
3 巻
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  • 小学校プログミング教育の学習活動のE分類に着目して
    佐佐木 穂花, 北澤 武
    2021 年3 巻 p. 1-6
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/09/10
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    本研究では,文部科学省(2020)の小学校プログラミング教育の学習活動の E 分類に着目し,教員志望の学生が小学生にプログラミング教育を行った.実践後,学生を対象にプログラミング教育に関する質問紙調査を行い,小学校プログラミング教育を経験することとプログラミング教育の指導や児童理解の関係について分析した.その結果,学生が小学校のプログラミング教育を経験することにより,総合的な学習の時間におけるプログラミング教育に役立つという認識や,児童理解に繋がると認識する傾向があることが分かった.
  • ―教科基礎力・子ども理解力・学習指導力に着目して―
    安達 友香, 北澤 武, 菊地 秀文
    2021 年3 巻 p. 7-12
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/09/10
    ジャーナル オープンアクセス
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     本研究では,教員養成系大学学部生を対象に,小学校算数小テストのフィードバック動画を作成することと, 教科基礎力・子ども理解力・学習指導力に関する認識の関係を質問紙調査で分析した.その結果,学生は算数の内容が理解できたという教科基礎力に関する認識と,児童にわかりやすい指導を理解し,問題を間違えた児童のつまずく箇所を見つけられたという学習指導力や子ども理解力の認識が高まることが示唆された.
  • 渡邊 剛, 北澤 武, 狩野 稜己, 竹内 俊彦, 小島 崇義
    2021 年3 巻 p. 13-18
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/09/10
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    本研究では,児童が自身の感情を相手に伝えるメッセージを作り,そのメッセージがどのような感情を伝えたかったのか,テキスト感情認識 AI システム(以下,AI)の判定結果と,友達の判定結果の差を示し,児童 と AI の判定の差に気づかせる学習活動を行った.その結果,断りの場面では「喜び」と「怒り」,借用場面では「喜び」と「恐れ」について児童の認識が AI の認識よりも高かった.また児童は,断るときにも,また誘って欲しいと述べた上で断わることが相手に好意的な影響を与えると捉えていた.さらに友達に本を貸してと頼む場面では,共同使用したい意思を伝えることが好意的な感情に影響を与えると捉えていた.加えて,児童は自分が書いたメッセージを受け手がどのように解釈するかが不安な時,AI を使いたくなることが分かった.
  • 黒羽 諒, 伊藤 崇, 川澄 陽子, 小林 祐紀
    2021 年3 巻 p. 19-24
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/09/10
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    本研究では,コンピュータを用いて教科学習の目標達成のためにプログラミングに取り組む授業及びコンピュータを用いずにプログラミングの考え方を用いて教科学習の目標達成を目指す授業の2つを考案及び実践し,有用性を評価した.結果,従来の実践と同程度以上に学習内容は定着し,プログラミングへの学習意欲・興味関心,身近なコンピュータへの意識,コンピュータが勉強・生活・今後の社会に役立つという意識の高まりが見られ,実践の有用性が示された.
  • ―テキスト感情認識AIシステムを用いた授業実践を通じて―
    狩野 稜己, 北澤 武, 渡邊 剛, 竹内 俊彦, 小島 崇義
    2021 年3 巻 p. 25-30
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/09/10
    ジャーナル オープンアクセス
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    本研究では,SNS を利用して相手の誘いを断る場面や本を借用する場面を設定し,児童にメッセージを書かせた.そのメッセージに含まれる感情について,テキスト感情認識 AI システムに判定させた後,児童により良いメッセージになるよう修正させた.児童のモバイル端末所持の有無によって,事前と事後のメッセージに含まれる感情に差があるのかを分散分析で分析した.その結果,事後のメッセージについて,モバイル端末を「所持」する児童は「恐れ」と「悲しみ」の感情を下げるように修正したが,「未所持」の児童は「悲しみ」を下げつつも,「怒り」の感情が向上した.さらに自由記述について KH Coder の対応分析を行った結果, モバイル端末を「所持」する児童は,相手のことを考えてメッセージの加筆修正ができるようになった.
  • 小孫 康平
    2021 年3 巻 p. 31-36
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/09/10
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    本研究では,教職志望大学生を対象にロボットの教育活用に対する期待と不安を明らかにした。また,ロボットリテラシー教育の授業実践から得られたロボットの教育活用に対する認識の変化を検討した。その結果,教師の負担の軽減や生徒の学習理解に期待している。一方,考える力やコミュニケ ーションに関する不安も重視している。授業実践からロボットリテラシー教育の教材開発が必要と評価しており,ロボットの教育活用に対する認識の変化が認められた。
  • 赤堀 侃司
    2021 年3 巻 p. 37-42
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/09/10
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    2019 年に、国語・数学・理科の全国学力学習状況調査(平成 30 年度)の小中学生対象の B 問題から選択して、大学生に回答してもらい、小中学生の全国平均値と比較した。その結果、① 大学生は、小中学生に比べて、文章の構造や文章理解において、優れている。②しかし大学生は、小中学生と比較して、理科や数学の論理的思考力は、国語の読解力に比べて低い、ことが分かった。そこで、2020 年に、埼玉県公立高等学校入学者選抜における令和2年度の国語と社会の問題を、大学生に回答してもらい、高校受験生の平均値と比較した。その結果、③国語の問題では、高校受験生に比べて、大学生が優れた得点を示した。④しかし、社会の問題では、 大学生は、高校受験生に比べて、むしろ低い得点を示した。この結果から、国語に代表される読解力は、能力を維持するか向上していることに対して、数学・理科・社会などの推論や知識の適用に関する能力は、低下している、という知見を得た。これを、これから求められる資質・ 能力の視点から、考察した。
  • 北澤 武, 牧野 直道, 海瀬 真歩, 宮 和樹, 松尾 春来, 長尾 凜, 岡本 和之, 白戸 大士
    2021 年3 巻 p. 43-48
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/09/15
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    本研究では,中3,高1,大学生を対象に,デジタル・情報活用能力を測定する CBT「Pプラス(コア:中3〜高1対象)」を実施し,「情報モラル・セキュリティ」「情報デザイン」「コンピューティング」「データサイエンス」の4領域の特徴を発達段階に応じて分析した.その結果,「コンピューティング」の中3と高1の間を除いて,大学生,高1,中3で正答率に有意差が認められ,大学生,高1,中3の順に高く,「ファイルや Office 系アプリケーションが扱える」などの「情報デザイン」に関する自己効力感もまた,中3と高1よりも大学生の方が高い認識であることが分かった.
  • 片岡 義和
    2021 年3 巻 p. 49-54
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/11/15
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    本実践研究論文は、「AI と学び合い 2020」の記録データを Web(インターネット)に乗せ、授業でダウンロードして検索機能を付けて学習に利用できることを目的とする。 本実践研究の背景は、コロナウイルス蔓延でリモートでの授業を余儀なくなり、学習内容を Webに乗せる以外の「Web と学び合い」の方法を模索し、研究を始めたことにある。 学習者、検索者、教師の三者で学び合いと更新で、学習者の学習履歴や学習している内容の膨大なデータ(BIG データ)に新しい考えや内容が加わり、データ量が逐次増え、充実した内容へと進化していく。結果、「Web と学び合い」は学習への利用や効果が 95%以上と非常に大きいと判明した。
  • 澤井 進
    2021 年3 巻 p. 55-58
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/12/23
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    本研究は、Internetから社会規範・倫理の学習データを取得するAI倫理を処理するシステムIoE(Internet of Ethics・Education・Energy of Life)の実現を目指している。本研究では、教育禁止用語や放送禁止用語等のような社会規範・倫理やAIの誤認識が処理・説明できるAI倫理(IoE)システムを試作し、「教師あり学習」として倫理表やTensorFlow.jsモデルを使い、システムの有効性を実証した。
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