電子情報通信学会 基礎・境界ソサイエティ Fundamentals Review
Online ISSN : 1882-0875
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11 巻 , 1 号
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表紙
目次
ごあいさつ
レビュー論文
  • 松田 哲直, 植松 友彦
    11 巻 (2017) 1 号 p. 6-16
    公開日: 2017/07/01
    ジャーナル フリー
    Wyner-Ziv符号化は,複数の情報源に関する基本的かつ代表的な情報源符号化である.Wyner-Ziv符号化では,相関を有する二つ情報源からそれぞれ生起した二つの固定長系列の片方のみを符号器において符号化し,もう一方の系列を復号器における副情報として参照して,符号化された系列を与えられた許容範囲内のひずみを許容して復号する.従来のWyner-Ziv符号化では,副情報として参照される系列が遅延なく復号器に届くことを仮定していた.これに対して筆者らは,副情報に遅延が生じる場合のWyner-Ziv符号化を導入し,与えられたひずみの許容値に対する符号化率の下限を表すレート・ひずみ関数に対して,計算可能な形式の上界と下界を与えた.また,これらの上界と下界を利用することで,ひずみの許容値を固定したときに,遅延がない場合よりもレート・ひずみ関数が真に大きくなる場合が存在することを明らかにした.本稿では,副情報が存在しない場合のひずみを許容する情報源符号化とWyner-Ziv符号化に対する既知の成果を紹介した後,筆者らが示した上記の成果について解説する.また,ひずみの許容値を固定したときに,遅延がない場合よりもレート・ひずみ関数が真に大きくなる情報源の例を紹介し,この情報源に対するレート・ひずみ関数の数値計算例を示す.
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解説論文
ISEC研究会提案
  • 高木 剛
    11 巻 (2017) 1 号 p. 17-27
    公開日: 2017/07/01
    ジャーナル フリー
    最も有名な公開鍵暗号としてRSA暗号とだ円曲線暗号があり,SSL/TLSによる暗号通信や電子政府でのディジタル署名などで広く普及している.一方で,これらの暗号は量子計算機による多項式時間の解読法が知られているため,量子計算機に耐性のある数学問題を利用したポスト量子暗号(Post-Quantum Cryptography)の研究が注目を集めている.実際,2015年8月にアメリカ国家安全性保障局NSAはポスト量子暗号への移行を表明し,2016年2月には米国標準技術研究所NISTがポスト量子暗号の標準化計画を発表している.本稿では,ポスト量子暗号の歴史と標準化計画の概要を紹介し,代表的なポスト量子暗号となる多変数多項式暗号と格子暗号の構成方法と安全性の評価方法を解説する.
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CAS研究会提案
SIP研究会提案
WBS研究会提案
  • 浜村 昌則
    11 巻 (2017) 1 号 p. 54-62
    公開日: 2017/07/01
    ジャーナル フリー
    非直交サブキャリヤからなるマルチキャリヤ信号を非直交マルチキャリヤ信号と呼び,この信号の生成にスレピアン系列と呼ばれる系列を用いると,信号が離散長球(離散扁長回転だ円体)波動関数と呼ばれる有限時間長の直交信号のセットとなり,これによって周波数利用効率が最大化されることを述べている.非直交マルチキャリヤ信号のセットを使いやすくするための直交信号化にスレピアン系列が重要な役割を果たすことを述べている.スレピアン系列に適切な変更を加えた系列を非直交マルチキャリヤ信号の生成に用いると,スペクトルに急しゅんなノッチを持たせたり,複数の帯域を同時に使用させたり,与えられたスペクトルマスクに適合させたりすることができるようになることなど,この信号の幾つかの興味深い性質について述べている.
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