電子情報通信学会 基礎・境界ソサイエティ Fundamentals Review
Online ISSN : 1882-0875
ISSN-L : 1882-0875
2 巻, 1 号
選択された号の論文の17件中1~17を表示しています
表紙
ごあいさつ
特別寄稿
  • (故)岸 源也
    2008 年 2 巻 1 号 p. 1_4-1_8
    発行日: 2008/07/01
    公開日: 2011/05/01
    ジャーナル フリー
    Fundamentals Reviewでは,創刊以来,特別寄稿を中心にして,科学・技術の原点に立ち返った論説や意見が続いております.本号では,その流れにも添いつつ,既に本学会会誌に掲載された(故)岸源也先生の寄書「科学技術の伝承と創造」(Vol.77, No.7, pp.757-760)を再掲載してお届けすることに致しました.これは,石井六哉元ソサイエティ会長(横浜国大)の御要望におこたえしたものですが,岸先生の御家族並びに、先生の御講演の要旨をこの寄書としてかつてまとめられた,袖山忠一元長岡技術科学大学教授には、再掲載を快く承諾して頂き感謝致します.含蓄に富んだ岸先生の言葉には,今の時代を生きる我々の胸にずっしりと響くものがあります.石彫“伝承と創造”の写真とともに,じっくり味わって頂ければ幸いです.(編集委員会)(再掲載許諾番号:08KB0107)
技術の原点
  • 西谷 隆夫
    2008 年 2 巻 1 号 p. 1_9-1_21
    発行日: 2008/07/01
    公開日: 2011/05/01
    ジャーナル フリー
    今回の「技術の原点」は,DSP(Digital Signal Processor: 信号処理プロセッサ)の発明者の一人として世界的に認知されている西谷隆夫先生によるDSP 黎明期から現在までの発展についての後編です.(前編:http://w2.gakkai-web.net/gakkai/ieice/vol4.html)後編では,DSPの市場が拡大するにつれ,非技術的な競争が支配的になっていく現在までの状況,及び,今後の発展について論じて頂いています.前編に引き続き,数々のイノベーションについての,興味深いエピソードをお楽しみ下さい.(編集委員会)
解説論文
CST研究会提案
WBS研究会提案
  • 片山 正昭
    2008 年 2 巻 1 号 p. 1_35-1_47
    発行日: 2008/07/01
    公開日: 2011/05/01
    ジャーナル フリー
    高周波信号を電力線に重畳することで通信を行う電力線通信には,多種多様な用途や方式がある.本稿では,電力線通信の研究を振り返る.特に最も一般的な,商用電源の低圧配電線や屋内配線を用いる電力線通信を中心に電力線通信での信号チャネルの特異性について述べ,そのような環境での通信方式の幾つかを紹介する.更に低圧商用電源以外の電力線を用いるシステムの幾つかを紹介し,電力線通信が実用面における可能性だけでなく,学術的,技術的にも興味深いものであることを解説する.
ISEC研究会提案
CST研究会提案
CAS研究会提案
  • 田岡 智志, 渡邉 敏正
    2008 年 2 巻 1 号 p. 1_66-1_80
    発行日: 2008/07/01
    公開日: 2011/05/01
    ジャーナル フリー
    カンファレンス(学術的会議)の企画,開催準備,運営では,カンファレンス運営のための情報,査読関連情報,著者から受け付けた論文情報,発表者や聴講者の参加登録情報など多くの情報を相互参照しながら取り扱うことが要求される.このような作業には膨大な時間と労力が必要であり,かつ,担当委員や著者らの関係者は国内外の地理的に広域な場所に存在していることから,WWWを用いたWebシステムによる作業支援が強く望まれている.AllConfはこのような要求にこたえるために開発してきたWebシステムであり,カンファレンスの企画,準備段階から,運営更に開催後の処理までの全体の作業を強力に支援し,様々な運営形態に柔軟に対応可能である.AllConfは,既に国際会議,国内会議など多くのカンファレンスで継続使用実績を持つ.具体的には,16のカンファレンスで延べ34回使用され,約6,000件の論文を扱っており,高い評価を受けている.これまでの実績による経験値として,本システムにより,時間,労力,費用などとのトータルコストを20~50%程度軽減できることが明らかになっている.
その他
国際会議報告
研究会に行こう!
受賞者の声
あの人のこんな趣味
書評
開催案内
委員会・編集後記
feedback
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