電子情報通信学会 基礎・境界ソサイエティ Fundamentals Review
Online ISSN : 1882-0875
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5 巻 , 2 号
選択された号の論文の28件中1~28を表示しています
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表紙
ごあいさつ
技術の原点
  • 大賀 寿郎
    5 巻 (2011) 2 号 p. 114-127
    公開日: 2011/10/01
    ジャーナル フリー
    1945年,敗戦による大混乱からの復興を目指して立ち上がった当時の逓信省の電話機エンジニアの命題は,物理特性と人の心理特性とを定量的に把握し,カットアンドトライを排して納得できる物理量を根拠とするような設計を行うことだった.復興の機軸となるべく1949年に量産開始となった4号電話機は,伝送周波数帯域と明瞭度との関係の把握,正確な音響測定手法の確立など周辺技術の蓄積を推進しながら実用化され,定量的な設計を徹底した電話機として当時の最先端だった.その後,我が国が高度成長期に入った1964年から量産された600形電話機では,実用化にあたって聴覚心理グループが電話機の目標とすべき音響特性を示し,電話機設計サイドはこれを踏まえて電話機設計を行った.こうした過程を踏んで設計された電話機は世界に例が少ない.ここではオーディオ技術に注目し,我が国の標準電話機の実用化の概観の前編としてこうした研究実用化の経過を述べる.
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解説論文
SSS研究会提案
  • 松岡 猛
    5 巻 (2011) 2 号 p. 128-135
    公開日: 2011/10/01
    ジャーナル フリー
    平成23年3月11日に発生した福島第一原子力発電所事故を確率論的安全評価(PSA)の観点から検討した.地震及び津波により原子力プラントの全電源が喪失し,炉心溶融に至った事故である.全電源喪失時に起こり得る事象/事態をそれらの連鎖・分岐で表現し,炉心損傷確率を算出した.現実には3基の原子炉で炉心損傷が発生してしまったが,評価結果では7日後でも炉心損傷確率は1号機では0.71であり,2,3号機では0.12と小さな値であった.この評価結果から,事故を防ぎ得る可能性がかなりあったことが分かった.その解析結果を基に,福島第一原子力発電所の事故について考察した.
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SIS研究会提案
  • 笹岡 直人, 伊藤 良生
    5 巻 (2011) 2 号 p. 136-145
    公開日: 2011/10/01
    ジャーナル フリー
    我々の生活には,様々な騒音が氾濫しており,携帯電話,補聴器などのマイクロホンには所望信号である音声以外に騒音が混入し,会話の妨げとなる.そこで快適な通話品質を確保するためにマイクロホンアレー,スペクトルサブトラクションやMMSE(Minimum Mean Square Error)-STSA(Short Time Spectral Amplitude)などに代表される騒音抑圧技術が古くから研究されてきた.また騒音抑圧技術の実現には信号や音場の推定に用いられる適応信号処理技術が必須である.そこで本稿では騒音抑圧技術の基礎である適応フィルタを利用したノイズキャンセラについて説明する.次に,音声強調手法に焦点を当てMMSE-STSA 手法並びに適応信号処理を用いる騒音抑圧技術について述べる.ところで,従来の音声強調手法により定常性の高い騒音に対して良好な抑圧効果が得られていたが,衝撃音などの時間変動の急しゅんな突発性騒音の抑圧は困難であった.しかし近年,そのような突発性騒音を抑圧する手法が提案されている.そこで最後に突発性騒音の特性並びに突発性騒音抑圧法に関する近年の研究動向についても述べる.
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CAS研究会提案
  • 浅井 秀樹
    5 巻 (2011) 2 号 p. 146-154
    公開日: 2011/10/01
    ジャーナル フリー
    近年,電子回路の集積化技術の著しい進歩とともにシグナル/パワーインテグリティ(SI/PI)や電磁妨害(EMI)など,多様な電気雑音問題が深刻となっている.これらの雑音は、チップ・パッケージ・ボード等の電子回路上で予期せぬ誤動作を生じさせる要因となっており,短TAT化や低コスト化のため,設計段階での検出と対処が要求されている.それゆえ,新しい電気系シミュレーション技術の開発が強く望まれている.本稿では、まず,SI/PI及びEMI問題とシミュレーション技術に関するこれまでの歩みと現状を整理する.そして,高速ディジタル時代におけるチップ・パッケージ・ボード協調設計のための三次元シミュレーション技術や多並列シミュレーション技術に関する将来展望について言及する.
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NLP研究会提案
  • 斎藤 利通
    5 巻 (2011) 2 号 p. 155-161
    公開日: 2011/10/01
    ジャーナル フリー
    柔軟な最適解探索アルゴリズムとして注目を集めている粒子群最適化の基礎と課題と発展形ついて解説する.まず,基本的なアルゴリズムを紹介し,それを発展させ応用させていくための課題を概観し検討する.非線形システムとの対応付けが一つのポイントになると思われる.数ある応用の中で,回路のパラメータ最適化問題に着目する.具体例として,DC/AC インバータの動作を実現するスイッチ信号の合成問題を紹介する.多目的最適化への有効な対処方法や,解探索に有効なパラメータの次元の自動調節法にも言及する.
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幹事団提案
  • 松本 隆太郎
    5 巻 (2011) 2 号 p. 162-166
    公開日: 2011/10/01
    ジャーナル フリー
    ネットワーク符号化は,ネットワークの中間ノードにおいて複数の隣接ノードからのデータを一括して符号化・転送を行うことにより,スループットの向上などのメリットを実現する手法である.まず,本論文ではネットワーク符号化に関する基本的研究成果及び実用に向けての今後の課題を紹介する.次に,ネットワーク符号化の関連分野として,ネットワーク符号化と情報理論的セキュリティの境界分野であるセキュアネットワーク符号化の最近の発展についても紹介する.
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