電子情報通信学会 基礎・境界ソサイエティ Fundamentals Review
Online ISSN : 1882-0875
9 巻 , 1 号
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表紙
目次
ごあいさつ
特別寄稿
レビュー論文
  • 栗原 淳, 松本 隆太郎, 植松 友彦
    2015 年 9 巻 1 号 p. 14-23
    発行日: 2015/07/01
    公開日: 2015/07/01
    ジャーナル フリー
    本稿ではShamir の手法を具体例として取り上げ,代表的な線形秘密分散法である(k; n) しきい値法を紹介した後,(k; n) しきい値法の拡張である(k; l; n) ランプ型しきい値法を,山本とBlakley-Meadows の手法を例として取り上げて解説する.次に,(k; l; n) ランプ型しきい値法の構成を線形符号C1 とその部分符号C2 を用いて一般化することで,線形秘密分散法の線形符号による表現法を与える.線形符号C1 とC2 を適切に選ぶことで,全ての線形秘密分散法をこの手法で表現できることが知られており,具体例として,Shamir の(k; n) しきい値法と,山本とBlakley-Meadows の(k; l; n) ランプ型しきい値法を線形符号によって表現する.更に,各シェアが有限体の1 要素で表される線形秘密分散法において,入手したシェアから漏えいする秘密メッセージの情報量の最大値や,秘密メッセージの部分的な復号も許さない強安全性が,C1とC2 の相対符号パラメータ「相対一般化ハミング重み」(RGHW: Relative Generalized Hamming Weight) によって特徴付けられることを解説する.
解説論文
SIP研究会提案
  • 越田 俊介, 陶山 健仁
    2015 年 9 巻 1 号 p. 24-36
    発行日: 2015/07/01
    公開日: 2015/07/01
    ジャーナル フリー
     ディジタルフィルタは,言うまでもなく信号処理の基礎を成す重要な技術である.それゆえに,高い性能を有する「良い」ディジタルフィルタを得るための手法は古くから数多く提案されており,現在もなお幅広い視点から研究が進められている.しかしながらその研究成果は,今日のアプリケーションにおいて必ずしも十分に普及してはいないようにも思われる.その理由として,ディジタルフィルタの研究テーマの多様化・複雑化に伴い,「『良い』ディジタルフィルタとは何か」及び「『良い』ディジタルフィルタを得るために何が必要なのか」についての理解が曖昧になっている可能性が考えられる.そこで本稿では,まずこの問題について,設計・実現・実装それぞれの観点から明確に述べる.そして,「良い」ディジタルフィルタを得るための最新の研究動向として,2014 年ソサイエティ大会にて実施されたシンポジウムでの発表内容を中心に紹介する.更に今後の課題として,「良い」ディジタルフィルタを広く普及させるために考えるべきことについて議論する.
WBS研究会提案
  • 坪内 和夫, 亀田 卓, 平 明徳, 末松 憲治, 高木 直
    2015 年 9 巻 1 号 p. 37-46
    発行日: 2015/07/01
    公開日: 2015/07/01
    ジャーナル フリー
    筆者らは広域通信を実現しつつ高速・大容量通信を可能とし,更に大規模災害時においても安定した通信回線の提供を可能とする異種無線融合ネットワークであるディペンダブルエア(Dependable Air)を提唱している.このような異種無線融合ネットワークにおいては,帯域拡大のためにスモールセルネットワークの活用が重要である.しかし,特にミリ波帯を用いたスモールセルネットワークではカバレージが小さく在圏端末が少ないために未使用リソースが増加する問題がある.本稿では,異種無線融合ネットワークにおける最適ネットワーク選択手法として,準天頂衛星システム(QZSS:Quasi-Zenith Satellite System)などの高精度測位信号と信号品質やトラヒック情報を基に作成されたマップ情報を用いたトラヒックナビゲーションについて解説する.本方式を用いることで,ユーザ周辺に加えて更に広範囲のネットワークを対象とした負荷分散がなされ,スモールセルネットワークを有効活用するデータオフロードが実現できる.
ISEC研究会提案
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