巻号一覧
93 巻, 4 号
April
選択された号の論文の2件中1～2を表示しています
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論説
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エディ スナルディ, 木村 純1998 年 93 巻 4 号 p. 103-128
発行日: 1998年
公開日: 2006/08/29
ジャーナル フリーインドネシア共和国，西ジャワ，バンドン盆地周辺には，K-Ar年代で鮮新世から後期更新世を示す火山岩類が分布する。これらの火山岩類の初生マグマ液相濃集元素組成を計算した。これをもとにモデル計算を用いて検討した結果，起源マントルの部分融解度はおよそ3.2-1.1 Ma，0.57-0.05 Maの少なくとも2回以上連続的に低下したと推定される。部分融解の再生は1.1から0.6 Maに起こった。この時期にはスンダ島弧中軸部の隆起運動が起こっている。この地殻変動はスンダ弧下に沈み込むインド—オーストラリアプレートの運動の変化によると考えられ，それがバンドン盆地地域の上部マントルの状態を変化させたものと考えられる。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (3238K) -
Alok K. GUPTA, Ruchira KAR, 有馬 眞1998 年 93 巻 4 号 p. 129-137
発行日: 1998年
公開日: 2006/08/29
ジャーナル フリー金雲母（KMg3AlSi3O10(OH)2; Ph)-マンガン金雲母（KMn3AlSi3O10(OH)2; MnPh）系の高圧・高温実験を1, 10, 20 kbarの圧力範囲で行った。1 kbarにおいて，金雲母はleucite, olivine, pyroxenoid，そしてmanganese oxideと平衡に共存した。10 kbarでは，phlogopite, olivine, manganese oxide, pyroxenoid, leucite, meltの組合せが，20 kbarではphlogopite, olivine, pyroxenoid, manganese oxide, meltの共存が確認された。金雲母中へのマンガン金雲母の固溶範囲は，圧力増大により増加し，1, 10, 20 kbarの圧力下でそれぞれ，17, 37, 43 mol.%であった。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1020K)
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