目的:地域在住高齢者が自覚する眩暈を調査した論文を収集し,メタアナリシスによって高齢者の眩暈の関連要因を検討する.
方法:検索語には“高齢者(elderly)”,“眩暈(dizzy)”,“地域在住(community dwelling)”等を用い,医中誌WebおよびPubMedによるデータベース検索を実施した.
結果:最終的に10編が抽出され,有意な関連要因として不安,疲労感,硝酸薬の使用,抗不安薬の使用,主観的健康感低値,記憶障害,抑うつ,睡眠障害,認知症,悪性新生物,バランス機能低下,歩行機能低下,身体機能低下,利尿薬の使用,独居,心疾患,転倒歴,関節リウマチ,脳卒中,睡眠薬の使用,複数の薬剤使用,視覚障害,女性,ADL低下,骨粗鬆症,降圧薬の服用,高血圧,就学歴(短)の28項目が見出された.
結論:以上の項目は,めまいの調査を実施するための主要な変数となる可能性を示唆している.
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