日本プライマリ・ケア連合学会誌
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Editorial
原著(研究)
  • 山本 浩之, 亀田 健太郎, 小松 守, 𠮷廣 剛, 能代 将平, 大瀧 雅文
    2022 年 45 巻 3 号 p. 74-81
    発行日: 2022/09/20
    公開日: 2022/09/23
    ジャーナル フリー

    目的:総合診療医による脳神経外科患者に対するCo-managementの効果を検討する.

    方法:3次医療機関で脳神経外科病棟Co-managementの施行前後1年間を後方視的に観察し,在院日数,死亡退院率,急変による集中治療室(以下ICU)への転棟率,処方分担割合,看護師からの評価を測定した.

    結果:在院日数(中央値14日,14日),死亡退院率(7.58%,5.75%),急変によるICUへの転棟率(3.23%,1.94%)に有意差は無く,内科的問題による急変のうち70歳以上の脳梗塞・脳出血・くも膜下出血で入院した患者数が有意に低下した(P=0.04).脳神経外科医の処方の半数を担い,看護師から高い評価を得た.

    結論:総合診療医によるCo-managementは在院日数と死亡退院率には有意差を示さないが,高齢の脳卒中患者で内科的問題による急変率を低下させた.

  • 渡邉 真由, 藤井 智香子, 時信 亜希子, 溝尾 妙子, 小川 弘子, 片岡 仁美
    2022 年 45 巻 3 号 p. 82-89
    発行日: 2022/09/20
    公開日: 2022/09/23
    ジャーナル フリー

    目的:岡山大学病院で2008年度にキャリア支援制度が導入され利用者は150名を超えた.導入後の制度や制度利用者に対する認識の変化を検討する.方法:2011年度と2018年度に制度利用者の上司と同僚を対象にアンケート調査を行い,比較検討した.結果:2011年度と比較して2018年度では,「支援制度利用者と仕事をした経験がある」,「この制度は医局にとって有用であると思う」,「この制度があると医局勧誘のアピールポイントになる」の項目が有意に高値であった.また同僚のみの解析では,前述の3項目に加え「制度利用者は期待される程度の仕事ができている」の項目で2018年度が有意に高値であった.結論:支援制度の有効性はより認知され,制度利用者の勤務内容に対する評価は高まっている.

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