Generative AI
Online ISSN : 2759-0321
2 巻
選択された号の論文の9件中1~9を表示しています
Symposium Record
Judges’Perspective Paper
  • 加納 寛子
    2024 年2 巻 p. 11-20
    発行日: 2024年
    公開日: 2025/07/07
    解説誌・一般情報誌 フリー
    グランプリでは, さまざまな分野において革新的な AI プロンプトが提案され, その可能性が示された.そして,生成 AI の種類は増加の一途を辿り, テキスト生成系, 画像・動画生成系, 教育支援に役立つ生成 AI など多岐にわたる. 生成 AI の活用は教育や医療, デザインなど多様な分野において大きな可能性を秘めており, 今後のさらなる発展が期待される. 特 に教育においては,非認知的能力の育成に活用できる点を指摘した.ただし, ハルシネーション(誤認)のリスクなどを考慮し, 適切なプロンプトエンジニアリングを学び, 活用することが求められる.
Grand Prize-Winning Papar
  • 大島 将
    2024 年2 巻 p. 21-27
    発行日: 2024年
    公開日: 2025/07/07
    解説誌・一般情報誌 フリー
    近年,人工知能は医療分野においても大きな進展を遂げている.特に OpenAI 社が開発した GPT-4 は,日本の医師国家試験に挑戦し,見事合格ラインを超える成果を収めた.この技術革新により,AI の診断能力が実証され,医療現場での活用が一層期待されている. 一方で, 現在患者の病院訪問の最適化の需要が高まっている. 患者側では,緊急でない症状であれば不必要な医療費を抑えることができ,医師の不足が深刻化している病院側でも,医療リソースの有効活用が可能となる.こうした背景から,医療現場と患者双方にとって効率的で効果的なシステムが必要とされている. そこで本プロジェクトでは,最新の大規模言語モデルを基盤にしたプロンプトエンジニアリング技術を駆使し,患者が病院に行く前に本当に必要かどうかを診断し,アドバイスを提供するシステムを開発した.このシステムは,ユーザーからの詳細な症状情報をもとに,AI が診断を行い,適切な医療アドバイスを提供する.これにより,患者は安心して症状を評価でき,医療現場の負担軽減にも寄与する.本システムは,患者と医療機関の架け橋となることが期待される.
Award-Winning Paper
  • 木全 菜緒
    2024 年2 巻 p. 28-36
    発行日: 2024年
    公開日: 2025/07/07
    解説誌・一般情報誌 フリー
    現在当社ではデザインの発案やブラッシュアップ,具体例のバリエーションを提案する場合など,積極的に AI を活用しております.当社の実務で使用したプロンプトを主なデータとし,デザインの目的に応じておすすめの AI ソフトをナビゲートし,そのソフトに対し特化したプロンプトを教えてくれるアプリの提案です.AI ソフトを始めて利用する方に向け,本アイデアアプリは実務レベルで生成機能を利用出来ることを目的としたプロンプトを,短時間でユーザーに提供することを可能とします.アプリ名は「BLEND YOUR IMAGE.0 to 1」です.
  • 新原 俊樹
    2024 年2 巻 p. 37-41
    発行日: 2024年
    公開日: 2025/07/07
    解説誌・一般情報誌 フリー
    本研究では,ChatGPT が学習した知識に基づき,系統的かつ再現可能な研究データの生成手法を提案する.具体的な事例として,ChatGPT から必要なデータを抽出するプロンプトを開発・導入し,主要な軍事大国間の複雑な敵対関係と協力関係を可視化する. 可視化に当たっては,プロンプトを使用して得た構造化データに多次元尺度法を適用した. また,プロンプトを繰り返し ChatGPT に与えて得た複数の回答の平均を用いることで,データの再現性が向上することが明らかになった.ChatGPT の回答を分析可能なデータに変換することで,さらなる発展的な研究に貢献する.
  • 渡邊 清子
    2024 年2 巻 p. 42-45
    発行日: 2024年
    公開日: 2025/07/07
    解説誌・一般情報誌 フリー
    “Sakura Vision”は,現代の日本をイメージした画像生成に特化したツールです.このツールは,ChatGPT の GPTs 機能を活用して実装されています.”Sakura Vision”の特徴は,国や情景といった詳細なプロンプトを指定する必要がなく,短く簡易なプロンプトだけで現代の日本人や日本の風景の画像を生成できる点です.従来の画像生成ツールでは,「〇〇 〇をする日本人」といったプロンプトを入力すると,着物を着た人物や和室の中にいる人物など古風な日本人の姿が生成されることが多く,現代の日本人のイメージとはかけ離れた画像が出来上がることがありました.これは,初心者が画像生成を試してみると,プロンプト設定が難しいと感じ遊びで終わってしまい,日常生活に浸透しないという問題につながっていると感じています.”Sakura Vision”はこの問題を解決すべく,現代の日本人にとって使いやすい画像生成ツールとして開発しました.これにより,AI による画像生成をより広く普及させ,一般的なツールとして活用されることを目指しています.
  • 望月 昌一
    2024 年2 巻 p. 46-53
    発行日: 2024年
    公開日: 2025/07/07
    解説誌・一般情報誌 フリー
    このプロンプトの実行により,個人のやる気やモチベーションを瞬時に引き出すことで,生産性と効率性が向上し,時間が限られたタスクのパフォーマンスが最大化されます. SCAMPER 法,ナッジ理論,マズローの欲求段階説を組み合わせることで,心理的ニーズを深く理解し,応えることが可能になり,働く人々の満足度とメンタルヘルスが向上します.ナッジ理論の活用により,自然と望ましい行動を促進し,ストレスフリーな働き方が実現します. 個人の好きなことを取り入れたやる気の引き出し方は,自己実現の欲求を満たし,個々の能力を最大限に発揮させます.これにより,組織全体のパフォーマンスが向上し,社会全体の生産性も向上します.さらに,教育や福祉の分野でも応用可能で,学習や活動の自主性を促進し,社会全体の知識レベルや福祉の質の向上に貢献します.
  • 保本 正芳
    2024 年2 巻 p. 54-68
    発行日: 2024年
    公開日: 2025/07/07
    解説誌・一般情報誌 フリー
    近年,対話型生成 AI の技術発展は著しく,社会のさまざまな分野への活用が広がっている.ここでは,大学 1 年生向けの対話型生成 AI(以降,生成 AI)を活用した課題解決学習として実施した,「地元食材を使用したプラントベースフードのランチメニューの提案」と題した演習を紹介する.学生は,生成 AI と協働しながら,自由な発想と想像力を発揮し,より独創的なアイデアを生み出すことができた.また, AI がどのように動作し,どのようなことができるのかを理解でき,AI リテラシーの向上に繋がった.
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