情報地質
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15 巻, 3 号
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論説
  • 「定常的群集変遷モデル」を用いた放散虫化石群集の解析
    桑原 希世子, 八尾 昭
    原稿種別: 論説
    2004 年 15 巻 3 号 p. 151-157
    発行日: 2004年
    公開日: 2006/02/28
    DOIhttps://doi.org/10.6010/geoinformatics.15.151
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    一般に放散虫化石群集は数十種から数百種という多くの種で構成されている．連続層序断面における複数層準からの産出データに基づいて，各種のレンジを見積もることができる．中位層準から見つからず，下位や上位からは見つかる種があった場合，その種は中位層準に存在していたが，見つからない補間種とみなされる．それゆえ，中位層準の種数は実際の検出種数に補間種数を加えたものとなる．しかし，最下位や最上位の層準の種数は実際の検出種数にとどまる．群集変遷を論じるにあたってはこの中位層準における「みかけ上の効果」を考慮することが必要である．
    本研究では「定常的群集変遷モデル」を次の条件で作成した：セクションを通じて，各層準の構成種数，出現率・絶滅率，検出率が一定，層準間隔が時間的に一定であるとする．このモデルを使うと，任意の層準での種数を見積もることが可能となる．実際のデータとモデルを比較することで絶滅や出現パターンを比較することができ，ペルム紀新世およびジュラ紀中世のサンプルにおいての議論を行った．ペルム紀新世を通じて放散虫類は一定の繁栄をしているようにみえ，ペルム紀末に向かっての減少傾向は検出されない．ジュラ紀中世においては，放散虫の出現率は増加するようにみえる．
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短報
  • ROTATION OF LINEAR STRUCTURES IN SHEAR REGIME
    IDENTIFICATION OF SOME QUANTITATIVE SHEAR PARAMETERS
    Ashok Ram BHATTACHARYA
    2004 年 15 巻 3 号 p. 159-162
    発行日: 2004年
    公開日: 2006/02/28
    DOIhttps://doi.org/10.6010/geoinformatics.15.159
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    During progressive simple shear deformation, linear elements rotate so that there is a tendency of all the linear elements to align themselves parallel to the direction of the bulk shear. The amount of rotation may thus be considered as a fundamental measure of the degree or intensity of shearing, i.e. by how much the shearing has progressed or advanced. This (i.e. the degree or intensity of shear deformation) has been expressed here by identifying two parameters rotation angle (θ) and coefficient of rotation (ω) that give an idea of the degree or intensity of shear deformation at two or more points of a shear zone, especially in a comparative way.
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研究ノート
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