等高線の作成にプロダクションルールを適用した.不規則に分布するデータから等高線を作成するが, 各等高線は時計まわり方向に追跡される.
本文では, プロダクションルール, 推論機構, モジュール群から成るプロダクションシステムを示す.プロダクションルールは, ルール番号, 条件節, 結論節の3つの部分からなる.条件節は条件命題と真理値からなり, 結論節は結論命題のみからなる.真理値は“TRUE”, “FALSE”のどちらかの論理値をとる.命題はモジュール構造の形式で定義される.ルール番号はモジュール番号としても使用される.
あるルールで, 条件節が“TRUE”の場合, このルールの結論命題とルール番号が採用される.そして, 次のルールを捜すためにこの採用された結論命題は条件節に変わり, さらにルール番号と一致したモジュール番号のモジュールが呼び出され実行される.
プロダクションシステムではモジュール間の関係がプロダクションルールで記述される.
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