情報地質
Online ISSN : 1347-541X
Print ISSN : 0388-502X
ISSN-L : 0388-502X
27 巻, 4 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
表紙
会告
目次
論説
  • 大熊 俊明, 塩野 清治
    2016 年 27 巻 4 号 p. 169-182
    発行日: 2016/12/25
    公開日: 2016/12/25
    ジャーナル オープンアクセス

    著者らは地質構造の論理モデルに関係する集合演算を実行するビット演算の原理を提案した(塩野・大熊,2015).論文ではこの原理を整理・拡張して,面S1, …, Sn で定められる部分空間p(x1, …, xn)(xi は部分空間と面Si の関係をす3桁の2進数)の集合演算を実行するためのアルゴリズムとVisual Basic .NETプログラムGeoCalcVBを開発した果を報告する.和集合に関する2つの拡張公式を新たに導入して,項の数が最小となる標準形を導くのに活用した.算機処理に便利なように,部分空間p(x 1, … , xn) の式や演算公式はタプルと演算子+,*,' および{ }からなる等価形式に置き換えた.GeoCalcVBは次の3つの処理を順次実行し,結果をステップごとに表示する.Step-1:入力し式を積の公式と補元の公式に基づいてタプルの和の形式に展開する.Step-2:和の基本公式に基づいて式を短縮す.Step-3:和の拡張公式に基づいて標準形を導く.GeoCalcVBとそのアルゴリズムは地質体と面の関係いいかえれ地質構造の論理モデルの理論的解析や3次元地質構造のモデリングシステムの機能向上に役立つ.

学会記事、ニュース、訃報
第27巻総目次、編集規約および関連規定(改訂版)
『情報地質』原稿整理カード(改訂版)、保証書、入会申込書
feedback
Top