日本老年医学会雑誌
Print ISSN : 0300-9173
12 巻, 2 号
選択された号の論文の5件中1~5を表示しています
  • 塩川 優一
    1975 年 12 巻 2 号 p. 55-63
    発行日: 1975/02/28
    公開日: 2009/11/24
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  • 岡田 節人
    1975 年 12 巻 2 号 p. 64
    発行日: 1975/02/28
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
  • 三好 康夫
    1975 年 12 巻 2 号 p. 65-73
    発行日: 1975/02/28
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    Aalloxan 糖尿 (以下II群), 四塩化炭素障害 (以下III群), および alloxan 糖尿に四塩化炭素障害を合併した rat (以下IV群) を作成し, その副睾丸脂肪組織における linoleic acid およびγ-linolenic acid のエステル化および他脂酸, 特に arachidonic acid への変換について比較検討した.
    各群の rat からとり出した副睾丸脂肪組織を1-14C linoleic acid および1-14C γ-linolenic acid を含むKrebs bicarbonate buffer c 300mg % glucose の中で37℃, 2時間 incubate した. 脂質を抽出したのちthin layer chromatography にて phospholipid (PL) と triglyceride (TG) を分離しおのおのヘエステル化した標識脂酸の絶対量を測定した. PLとTGへの脂酸はさらに gas chromatography によって分離し, 個々の脂酸への変換率をしらべた. 14Cの計測には liquid scincillation spectrometer を用いた.
    両標識脂酸と incubate した場合, PLおよびTGへの標識脂酸のエステル化の絶対量は両分画ともコントロール群 (以下I群) に比較してII, IV群において平均値で50%, あるいはそれ以上の低下をみた. また, 一般にPLに比しTGへのエステル化が強く障害される傾向があった. しかし, I群とIII群の間にはほとんど差がなかった. 1-14C linoleic acid と incubate した場合, PLにエステル化された全標識脂酸のうち20:4の占める割合は1%前後であり各群間で著明な差はなかった. しかし, 20:3における比率はII, IV群で増加する傾向があった. また, 病態III群ではI群に比し18:3の比率は低下し, 逆に, 18:3~20:3での比率は増加していた. TG分画では約90%が18:2にとどまり, 変換脂酸の比率はわずかであった. 1-14C γ-linolenic acid と incubate した場合, PL分画においては約70%が18:2にとどまり残りが他の脂酸へ分布していた. 20:4への分布値はI群で平均12%, II群7%, III群4%, IV群7%であるのに反して, 20:3ではI群5%, II群9%, III群7%, IV群9%と両脂酸で鏡面像を呈した. TG分画では約80%が18:2にとどまり, 変換脂酸の比率は少なく, 各群の間にもほとんど差がなかった.
    以上の成績は両病態時の脂肪組織における必須脂酸の代謝異常を反映しており, 特に, arachidonic acid の生成が強く障害されていると考えられた.
  • 1975 年 12 巻 2 号 p. 74-116
    発行日: 1975/02/28
    公開日: 2009/11/24
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  • 1975 年 12 巻 2 号 p. 116
    発行日: 1975年
    公開日: 2009/11/24
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