日本老年医学会雑誌
Print ISSN : 0300-9173
23 巻, 3 号
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  • 吉川 政己
    1986 年 23 巻 3 号 p. 235-240
    発行日: 1986/05/30
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
  • その回顧と評価
    Tarek Shuman
    1986 年 23 巻 3 号 p. 241-245
    発行日: 1986/05/30
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
  • 五島 雄一郎
    1986 年 23 巻 3 号 p. 246-250
    発行日: 1986/05/30
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    老年者の栄養は, 健康老年者を対象とした場合と, 種々な疾病における状態, あるいは予防を前提とした栄養とに分けて考える必要がある.
    健康老年者を対象とした栄養は, 老年者の健康を維持し, 活動力を保ち, 老化を予防し, さらに老年者におこりうる重篤な疾病を予防し, 長寿を保つための栄養と解釈される.
    しかし老年者の栄養問題は, 個人個人によって環境や生活状態も異なり, 一律に老年者にこのような食事をとるべきであるということは中々むづかしい. それは70歳, 80歳になっても元気で社会的にも活躍している老年者もいるし, 一方では60歳前後でみるからにお年寄りといった感じをうける人もあり, これらの人が老年者であるからといって同じような食事を与えられてもよいというわけにはいかないと考える.
  • 大友 英一
    1986 年 23 巻 3 号 p. 251-258
    発行日: 1986/05/30
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    老年者では老化の個体差, 既往歴の相違なども関連し, 一般に症状が非定型的であることが特徴である.
    例えば失神のみの慢性硬膜下出血があり, 頭部外傷の既往の明確ではない場合もしばしば経験される.
    症状が非定型的であることから, 他の年齢層に比し検査の必要性が大であるが現行の system では必ずしも老年者の検査を重視した形になっていないのが遺憾である. また, 老年者ではいろいろな疾患に際して意識障害が出現し易く, その形もまちまちであり, 絶えず, 最悪なもの,“まさか”のものを念頭において診査を進めることが望まれる.
    現在老人病院は入院老年者の数によって決められていることから, 一部には診療の質に問題がある.診療の内容によって決めるべきで例えば入院患者の回転率などを一つの指標とすることもよいと思われる.
    現在, 特養が絶対的に少ないことから, 特養待機者が入院し, ベットをふさいでいる現状である. このため, 新しい入院患者の入院の妨げとなり, また病院の経営の足をひっぱった形となっている.
    したがって特養をできる限り増やす必要があると同時に特養入所に際しては複数の専問家が実際に診察して決めるようにすることが望ましいことである. また入所すれば終りではなく, 一定の期間毎 (6カ月あるいは1年) に心身の状態を診査し, もし家庭で care 可能とした場合は家庭に帰すべきである. このようにすれば機会均等となり, 好ましいものである.
    また特養の医療設備を一定の水準以上にするべきである.
    現在問題となっている病院と特養の中間施設には反対である.
    老年者の増加とともに老年者は原則として家庭で care する. できない場合のみ施設を利用するという原則を若い時代から徹底させることが望ましく, そのため税制, (民法, 憲法改正を含めて), 教育制度なども検討することが望まれる.
    また医師国家試験に老年病の問題も出し医学生の老年医療に対する関心を呼び起すことが望まれる.
  • 朝長 正徳
    1986 年 23 巻 3 号 p. 259-263
    発行日: 1986/05/30
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    ヒトが他の動物とことなり長寿を獲得した背景にすぐれた脳の働きがある. 実際に, 高齢でも知的機能のよくたもたれた人もすくなくない. この様な優秀高齢者の脳について検討し, 最近の研究成果をレビューした.
    1. 老年者では結晶性能力はよくたもたれる.
    2. 脳重を体重比にすると他臓器とことなり加齢による減少が少ない.
    3. PETによる脳の左右半球および局所のブドウ糖利用に加齢による減少がない.
    4. 海馬における神経細胞の樹状突起の計測では若年者よりも老年者でよく発達していた. 老動物の神経細胞でも突起を伸す能力がある.
    5. 知的能力のたもたれた超高齢者では脳の老年変化は著しいが, その神経突起は同年代のものに比して極めてよくたもたれていた.
    6. しかし, 一般に知能のたもたれた老人では老人斑や軟化巣などはすくない.
    7. 視神経萎縮例 (高度の視力異常) では, そうでない例に比して脳重が軽い. したがって, 脳血管障害, 老年痴呆, 感覚器障害などの脳の老化を促進するリスクを制御することにより, 高齢まで知能はたもたれると考えられる.
  • (I) dopamine に対する反応性の変動
    牟田 和男, 牧 俊夫, 加藤 堅一, 井林 博
    1986 年 23 巻 3 号 p. 264-270
    発行日: 1986/05/30
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    中枢性 dopamine (DA) neuron の視床下部-下垂体前葉ホルモン分泌調節への関与が注目されているが, その加齢に伴う推移変動を検索するために, 健常若年男子14例及び老年男子23例にDAを持続注入し, 血中LH, FSH, GH, PRLのDAに対する反応性を若年老年両群間で比較検討した. さらに老年群をその血中 testosterone (T) 値から403ng/dl以上をT高値老年群, 403ng/dl以下をT低値老年群に大別し, このT低値老年群に T propionate (TP) 10mg/日, 3日間連続筋注し, 再度DA負荷試験を実施し, TP投与前後で血中LHのDAに対する反応性を比較検討した.
    1) 若年群ではDA負荷後血中PRLの著明低下, 血中GHの有意上昇を認めたが, 血中LHは有意の変動を示さなかった. 一方, 老年群では血中PRLは若年群と同程度の低下反応を示したが, 血中GHは若年群よりもより強い上昇反応を示した. また血中LHはDA負荷後有意の低下反応を示した. 特にT低値老年群の血中LH及びGHのDAに対する反応性は若年群と比較して有意の高値を示した (p<0.01, p<0.05).
    2) T低値老年群においてTP 10mg/日3日間筋注負荷により, 血中LHのDAに対する反応性は有意の低下 (p<0.05) を示した.
    これらの成績は, 中枢性DA作働機構の視床下部-下垂体前葉ホルモンの分泌調節機能が加齢に伴い低下する可能性を示唆する. またTがDAによる視床下部-下垂体系の調節に関与する可能性が示唆される.
  • (II) domperidone に対する反応性の変動
    牟田 和男, 牧 俊夫, 加藤 堅一, 井林 博
    1986 年 23 巻 3 号 p. 271-275
    発行日: 1986/05/30
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    dopamine (DA) 作働機構による下垂体前葉ホルモンの分泌調節の加齢に伴なう推移変動を検索する目的で, 健常若年男子10名及び老年男子15名に domperidone (Dom)(脳血管関門を通過しないDA receptor での競分的DA antagonist) 及び合成TRHを投与し, 血中LH, FSH, GH, PRL, cortisol (F), aldosterone (A) の Dom に対する反応性を若年老年両群間で比較検討した.
    1) Dom の経口投与 (30mg/日, 6日間) により, 血中PRLは若年群では11.8±2.1から36.9±5.4ng/dlへ, 老年群では11.7±1.1から20.1±2.8ng/dlへと著明に増加した. また両群共に, Dom 0.1mg/kg静注後30分を頂値とする血中PRLの著明な上昇反応を認めた. 2) 血中PRLの Dom に対する反応性は, Dom の経口及び静注投与共に, 老年群に比較して若年群で有意の高値を認めた. 3) 血中PRLの合成TRH (500μg) に対する反応性には若年老年両群間に有意の差異を認めなかった. 4) 血中LH, FSH, GH, F及びAはいずれも Dom に対して有意の変動を示さなかった.
    これらの結果は中枢性DA作働機構の下垂体前葉ホルモン分泌調節作用が加齢に伴い減弱する可能性を示唆する.
  • 10年間の血圧推移よりみた検討
    中西 範幸
    1986 年 23 巻 3 号 p. 276-292
    発行日: 1986/05/30
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    われわれが経年的に循環器疾患の疫学調査を実施している3集団 (秋田農民, 大阪現業職, 大阪事務職) に属する男子701名 (40~59歳) を対象に超音波心臓検査を実施した. 過去10年間の検診記録をもとに, 7群の血圧の推移よりみた血圧区分に分け, 各集団における血圧の推移に伴う左室形態の変化を検討した. 得られた結果は以下の通りである.
    1) 血圧の推移に伴う左室形態の変化: 拡張末期左室内径は, 大阪の2集団では, 高血圧の出現およびその進展によっても, 正常血圧群のそれに比べて, 明らかな変化を示さなかった. しかし, 秋田農民では, 高血圧が10年間持続する群, 心電図ST・T異常を伴う高血圧群では, 正常血圧群に比べて小さかった. 一方, 心室中隔厚, 左室後壁厚, 左室後壁厚/左室半径の比は, いずれも各集団において, 高血圧の群, 高血圧の中でも持続期間の長い群, 心電図ST・T異常を合併している群のほうが大きかった. すなわち, 左室は高血圧の進展に伴い求心性肥大を示すことが認められた. 左室の非対称肥大 (心室中隔厚/左室後壁厚≧1.3) は, 3集団を通じて, 心電図ST・T異常を示す高血圧群の4.3%に認めたが, 正常血圧群, 境界域高血圧群, 心電図ST・T異常を合併しない高血圧群においては認めなかった. すなわち, 左室は高血圧の圧負荷に対して, 比較的進行した高血圧の一部を除き, 心室中隔, 左室後壁のいずれもが肥厚する対称性肥大を示すものと考える.
    2) 各集団における左室形態の比較: 左室内径, 左室壁厚はいずれも, 各血圧群において, 日常的な身体活動の影響が大きい秋田農民が最も大きく, 大阪現業職, 大阪事務職と身体活動量が少ない群ほど小さくなることを認めた. この集団間の左室形態の差は, 正常血圧群で著明で, 高血圧が進展した群では明瞭ではなかった. しかし, 同時に, 高血圧が進展しても, 肉体労働の過重な集団では, 軽い集団に比べて, 左室壁厚がより大であった. このことは, 身体的な活動の過重が, 高血圧者の予後に悪影響を及ぼす可能性を示唆するものである.
  • 特に加齢および栄養代謝異常との関連について
    蔵本 裕一, 鈴木 九五, 井上 幹夫, 東 義孝, 片伯部 裕美子, 野崎 善美
    1986 年 23 巻 3 号 p. 293-301
    発行日: 1986/05/30
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    スクリーニング検査としての腹部超音波検査の有用性について検討する目的で, 人間ドック受診者731名における腹部超音波検査の結果を集計し, さらに超音波所見と年齢, 肥満度, 脂質代謝, 糖代謝, アルコール摂取量などとの関係を調査した.
    超音波検査における有所見者は259名(35.4%)で, 異常所見としては, 脂肪肝, 脾腫, 胆石, 胆嚢コレステロールポリープ, 腎嚢胞などが多かった. 胆石の発見率は4.0%であり, 悪性腫瘍は, 転移性肝癌および腎細胞癌が各1例に発見された.
    年齢別では, 70歳以上の高齢者の有所見率が62.5%と高く, 特に肝嚢胞および肝障害パターンを有する者の平均年齢が有意に高かった.
    超音波所見と肥満度, 血清脂質, 血清γ-GTP, 飲酒量, 耐糖能との関係では, 脂肪肝所見を有するものは, 正常所見者に比して肥満度および血清総コレステロール, 中性脂肪, γ-GTPが有意に高く, HDL-コレステロールが有意に低かった. また脂肪肝所見を有するものでは, ブドウ糖負荷試験で糖尿病型を示す者の頻度が正常所見者の2.4倍であった.
    腹部超音波検査は, 胆石, 肝硬変, 肝膵腎の腫瘍, 嚢胞などの形態的異常のスクリーニングに有用であるが, さらに脂肪肝所見を検出することにより, 過栄養, 高脂血症, 糖尿病などの栄養代謝異常の病態の把握においても有用であると考えられた.
  • 第4報: 高齢者急性非リンパ性白血病に対する aclarubicin (ACR) 単独療法
    依光 聖一, 高橋 功, 頼 敏裕, 大本 英次郎, 青山 重男, 稲垣 登稔, 植田 育寛, 西村 正隆, 仲田 浩之, 野中 研一, 木 ...
    1986 年 23 巻 3 号 p. 302-308
    発行日: 1986/05/30
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    高齢者白血病至適治療体系の確立を目的とし, 今回70歳以上の高齢者ANLLを対象に aclarubicin (ACR) 単独療法を試み, その臨床効果を検討した. 対象は未治療ANLL15例〔男女比13:2, 年齢71~84歳 (中央値76歳)〕で, 病型はAML6例, AMoL5例, AMMoL2例, EL2例でうち2例が hypoplastic leukemia であった. 入院時未血所見は各々中央値でRBC223×104/cmm (142~414×104/cmm), Hb7.4g/dl (4.5~13.8g/dl), WBC10,400/cmm (1,300~179,000/cmm), 白血病細胞百分率32% (0~98%), Thr. 6.6×104/cmm (2.8~49.5×104/cmm), 骨髄所見ではN.C. C.38.0×104/cmm (3.3~103.4×104/cmm), 白血病細胞百分率62.3% (29.0~96.6%), Ebl18.6% (1.2~32.6%) あった. ACRは14mg/m2/日, 2時間の点滴静注で7~10日間の連日投与を原則とし, 末梢血並びに骨髄所見により適宜2コース目を施行した. その結果CRは評価可能12例中5例, 42%に得られたが, hypoplastic leukemia を除くとCR率は10例中5例, 50%で, 病型別検討ではAML, ELにCR例は認められなかったがAMoLでは4例中3例, 75%, AMMoLでは2例中2例と, AMoL, AMMoLに高いCR率が認められた. CR到達に要したACRの総量は140~400mg (中央値200mg), CR到達日数は24~97日 (中央値28日), 60年7月現在でのCR期間は1.3~11.3月 (中央値7.5月), CR例における生存期間は6.6~15.6月 (中央値10月+) であった. 副作用では12例中食思不振9例, 嘔気・嘔吐3例と消化器障害が全例に認められたが循環器障害, 肝障害は認められなかった. 合併症では感染症が8例 (敗血症2例, 肺炎3例, 不明3例), 消化管出血が3例に認められた.
    高齢者白血病の増加とともにその治療体系の確立が要求されているが, 70歳以上の高齢者ANLL, 特にAMoL, AMMoLに対するACR単独療法は評価し得る治療法と考えられる.
  • 小暮 晴一郎, 伴野 祥一
    1986 年 23 巻 3 号 p. 309-316
    発行日: 1986/05/30
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    心房中隔二次口欠損は, 中・高年にみられる先天性心疾患のうち最も頻度の高いものである. 中・高年者における本症の臨床像を明らかにし, かつ, 本症の自然歴をうかがう一助として, 最近12年間に経験した40歳以上の症例71例の所見を, 40歳未満の症例48例と対比検討した.
    40歳以上の心房中隔二次口欠損例のうち, 9歳以下の幼小児期に心異常を指摘されたものは14例 (19.7%) のみであり, 33例 (46.5%) は40歳以降に初めて心疾患をみいだされている. また, 当科受診以前に先天性心疾患の診断を受けていたものは8例 (11.3%) に過ぎない. 各年代別に初診時の重症度をみると, 20歳代では全例がNYHA I度であったが, 加齢とともに重症例が増加し, 60歳代では11例中5例がIII度以上, 70歳代では3例全例がIV度であった. 心胸郭比, 右室収縮期圧, 左房径と年齢との間には有意な正の相関がみられた. また, 心房細動を呈した9例はすべて50歳以上であった.
    40歳以上の症例47例を2年以上追跡した結果では, 予後は比較的良好であり, 改善18例(38.3%), 不変18例 (38.3%, ただし, このうち初診時I度で不変のもの7例) である. 悪化は, 当科受診後どの医療施設でも治療を受けていない6例と初診時に手術不能と判定された2例の計8例 (17.0%), 死亡は3例のみであった. 手術例14例では, 改善9例, 初診時I度で不変のもの4例と, 良好な経過を示している.
  • 1. 即時型アレルギー反応
    谷崎 勝朗, 駒越 春樹, 周藤 真康, 中山 堅吾, 多田 慎也, 高橋 清, 木村 郁郎
    1986 年 23 巻 3 号 p. 317-322
    発行日: 1986/05/30
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    気策支喘息300症例 (男153例, 女147例) を対象に, 即時型アレルギー反応に及ぼす加齢の影響について, アレルゲンの皮内反応, 血清IgE値, 特異的IgE抗体値, 気管支吸入誘発試験などを中心に検討を加えた.
    1. 7種類のアレルゲンエキスによる皮内反応の陽性率を年齢別に検討した結果, ハウスダスト, ブタサ, アスペルギルス, アルテルナリア, クラドスポリウム, ブロンカスマスなどによる皮内反応の陽性率は, 加齢とともに低下することが明らかとなった. 一方カンジダによる皮内反応の陽性率は, 41~50歳および61歳以上の年齢層で高度であった. 即時型皮内反応の経時的変化の観察においては, ハウスダストでは年齢による差はみられなかった. カンジダでは即時型皮内反応の陽性率が高い41-50歳および61歳以上の年齢層の間には, 5時間後の皮内反応の陽性率にかなりの差がみられ, 61歳以上の年齢層の5時間後の陽性率は41-50歳の年齢層に比べそれ程高度ではなかった.
    2. 年齢別に血清IgE値を比較すると, 0-30歳の年齢層において最も高く (715±555IU/ml) 以後31-40歳 (638±548), 41-50歳 (447±400), 51-60歳 (322±343) と年齢が高くなるにつれて低下する傾向がみられた.
    3. ハウスダストに対する特異的IgE抗体の陽性率は, 0-30歳の年齢層において最も高く (77.8%), 以後31-40歳 (64.3%), 41-50歳 (31.2%), 51-60歳 (20.0%) と年齢が高くなるにつれて低下する傾向がみられた. 一方カンジダに対する特異的IgE抗体陽性率は41-50歳の年齢層において最も高い値を示した.
    4. ハウスダストによる吸入誘発試験の陽性率は, 加齢とともに低下する傾向を示した. 一方カンジダによる吸入誘発試験の陽性率は, 41-50歳の年齢層において最も高い値を示した.
  • 北澄 忠雄, 貞包 典子, 小沢 利男, 大原 啓志, 山本 皓二
    1986 年 23 巻 3 号 p. 323-324
    発行日: 1986/05/30
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
  • 1986 年 23 巻 3 号 p. 325-347
    発行日: 1986/05/30
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
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