日本老年医学会雑誌
Print ISSN : 0300-9173
7 巻, 3 号
選択された号の論文の5件中1~5を表示しています
  • 金子 仁郎
    1970 年 7 巻 3 号 p. 141-146
    発行日: 1970/05/31
    公開日: 2009/11/24
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  • 主としてドック入院者の成績から
    千田 信行
    1970 年 7 巻 3 号 p. 147-159
    発行日: 1970/05/31
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
  • 血小板機能に関する研究
    半沢 敦正, 波柴 忠利, 木畑 正義, 水川 士郎, 藤井 靖久
    1970 年 7 巻 3 号 p. 160-167
    発行日: 1970/05/31
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    動脈硬化症の原因としての脂質説, あるいは血栓説に対する諸家の論争は今日両者の見解の一致をみていないところであるが, いずれが主であり, いずれが従であるかはなはだ興味ある諸問題点を投げかけている. 著者らは第1報における, 血液凝固, 線溶能と脂質に関する研究に続いて, 新たに諸種動脈硬化性疾患における脂質代謝と, 血液凝固, 線溶系の一環としての血小板機能, とくに血小板粘着能および凝集能について比較検討を試みた.
    動脈硬化性諸疾患では一般に血小板粘着能および凝集能の亢進を認めるが, 血中の総脂質量, 総 cholesterol, triglyceride, phospholipid などと相関々係を認めることは出来なかった.
    一方, 高脂血症 (hyperlipidemia) と称する疾患では血小板凝集能と triglyceride ならびに Phospholipid との間に正相関を認めたが, 血小板粘着能と脂質分画には相関は認め得なかった. 糖尿病において動脈硬化症が高頻度に発生することは周知の処である. 本症と脂質代謝, 糖代謝, 血小板機能を詳細に検索したところ, 正脂血糖尿病では血糖値と血小板粘着能との間には正相関を認め, 高脂血糖尿病では凝集能と血糖値の間には負相関を認めた. 脂質代謝と糖代謝は不可分の関係に有るとはいえ, 両者を同時に血小板機能と比較し, 治療上に及ぼす影響も併せ考えるとき興味ある現象を発見できるようである. 脂質の変動を血小板機能の変化についても疾患別に若干の検討を行い併せ報告する.
  • 折茂 肇, 平井 俊策, 三輪 史朗, 森松 光紀, 藤田 拓男, 吉川 政己
    1970 年 7 巻 3 号 p. 168-173
    発行日: 1970/05/31
    公開日: 2009/11/24
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    白血性リンパ肉腫症は1905年 Sternberg により独立させられた疾患でリンパ肉腫症と臨床症状は類似しているが末梢血中に多数のリンパ球様細胞の遊出を認めることが特徴であるとされている. 最近著者らは高年の男子において極めて広範なる骨浸潤像を伴う本症の一部検例を経験したので報告する. 症例は68才男子で全身倦怠感, 著しい全身のリンパ腺腫を主訴とし入院した例で精査の結果, 末梢血中に34.5%ものリンパ球様異常細胞が見出され同時に白血球増多症を伴った例である. リンパ腺生検ではリンパ節の正常構造がほとんど完全に破壊されびまん性の細胞と思われる細網細胞の増殖像があり, ホジキン氏細胞, Sternberg 氏巨細胞は認められなかった. 骨髄には処々にリンパ球様細胞の増殖が認められる場所が見出されたが末梢血中のリンパ球様異常細胞は骨髄ではなくリンパ節に由来するものと推定された. 本症例は最初リンパ腺生検の結果から細網肉腫が疑われたが, 末梢血中に多数の腫瘍細胞が見出されかつまたこの細胞がリンパ様称細胞である事から最終的には白血性リンパ肉腫症と診断された. 本症例で極めて特徴的な所見は広範な骨浸潤像を認めたことでX像線で長管骨, 扁平様骨及び頭蓋骨に多数の所謂打抜き像が認められた. 所謂腫瘍性リンパ節疾患における骨変化については従来ほとんど注目されていなかったので本例はかかる点からも極めて興味深い症例といえよう.
  • 1970 年 7 巻 3 号 p. 174-215
    発行日: 1970/05/31
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
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