日本老年医学会雑誌
Print ISSN : 0300-9173
7 巻, 4 号
選択された号の論文の5件中1~5を表示しています
  • 1970 年 7 巻 4 号 p. 219-229
    発行日: 1970/07/31
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
  • 六城 雅彙, 菊地 博之, 天正 明, 竹縄 忠臣, 築谷 康柾, 吉田 啓造, 清水 厳
    1970 年 7 巻 4 号 p. 230-238
    発行日: 1970/07/31
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    しいたけより抽出, 分離した抗脂血作用物質 lentysine をラットあるいは家兎に投与し, 脂質代謝におよぼす影響を検討した.
    正常ラットに対する作用: S. D. 系雄ラットに lentysine を1日1回2週間経口投与したところ2mg/kg/day の低用量によって control に比し有意の血清 total cholesterol の低下が認められ, その作用は同時に比較した clofibrate よりも強力であった. また血清 phospholipid および triglyceride も明らかに低下したが, 肝のこれら脂質値は減少しなかった. clofibrate 投与群に見られた肝重量の増加は lentysine 投与群では認められなかった.
    コレステロール負荷ラットに対する作用: 2%コレステロールおよび1%コール酸含有食を2週間雄ラットにあたえ同時に lentysine を経口投与した場合, 1mg/kgの低用量によって明らかに血清コレステロールの上昇が抑制され, phospholipid および triglyceride に対しても抑制効果が認められた. 一方肝の total lipid はじめ脂質分画の減少は認められなかった.
    コレステロール負荷家兎に対する作用: 0.6%コレステロール含有飼料に lentysine を混入し6週間投与した場合, 投与量に応じて明らかに血清コレステロールの上昇が抑制され total lipid, phospholipid およびtriglyceride もほぼそれに並行して低下したが, 肝のこれら脂質分画の減少は認められなかった. 大動脈アテローム様病変の発生に対しては軽度の抑制傾向を認めたが推計学的には有意でなかった.
    血清ステロイドパターンにおよぼす影響: 正常ラットに lentysine を2週間経口投与後血清のステロイド分画を抽出してガスクロマトで分析した結果, 250mg/kg投与群においても control とステロイドパターンに大きな差はなく異常ステロイド出現の恐れは少ないと考えられる.
  • 岡村 重夫
    1970 年 7 巻 4 号 p. 239-241
    発行日: 1970/07/31
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
  • 1970 年 7 巻 4 号 p. 242-257
    発行日: 1970/07/31
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
  • 1970 年 7 巻 4 号 p. 261-272
    発行日: 1970/07/31
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
feedback
Top