日本ゴム協会誌
Print ISSN : 0029-022X
33 巻, 12 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
  • 山本 弘
    1960 年 33 巻 12 号 p. 945
    発行日: 1960年
    公開日: 2007/07/09
    ジャーナル フリー
  • 天然ゴムおよびSBRに対する性質
    高橋 昭二, 成田 勉, 古川 淳二, 山本 隆造, 山下 晋三
    1960 年 33 巻 12 号 p. 947-952
    発行日: 1960年
    公開日: 2007/07/09
    ジャーナル フリー
    テキサコ法カーボンブラックをゴム補強剤として使用した場合, 種々の特徴を有していることがわかり, 特にSBR用カーボンブラックとしては, 輸入EPCカーボンよりも多くの点ですぐれていることが示された. すなわち, NR, SBRについて検討した結果, 両カーボンとも補強増進剤併用により大巾に改良されることがわかり, テキサコ法カーボンに対してはアクチングBがよいことが判明した. 両カーボンとも加硫促進剤については選択性があり, テキサコ法カーボンではチアゾール系のものが良好であつた. いずれのSBR配合においてもテキサコ法カーボンのモジュラスがEPCのそれにくらべて非常に大きいことが示された. また, 同様の配合を天然ゴムについて行ない, 補強増進剤, 加硫促進剤の種類による比較を行なった.
  • (第4報) 不織布の屋外曝露試験について
    西本 秀雄, 吉川 勝郎
    1960 年 33 巻 12 号 p. 952-960
    発行日: 1960年
    公開日: 2007/07/09
    ジャーナル フリー
    不織布の屋外曝露による黄変着色を, 予め水彩絵具を用いて作製した標準着色表と比色し, 絵具の濃度をその着色度の指票として表わした.
    そして日光の直射時間が36時間および72時間後の着色度の増分C1, C2を統計的に取扱った結果, 不織布の着色の主因は結合剤として用いたブタジエン-アクリロニトリルラテックスの紫外線による劣化のためで, 試片の単位体積当りのブタジエン-アクリロニトリル結合剤の量とC1, C2との間には直線関係が存在することを見出した. 一方同時に用いたブタジエン-メチルメタアクリレートラテックスは殆んど試料の黄変に影響を与えず, ブタジエン-アクリロニトリル結合剤と混用する時は, 着色度の変化に関しては単なる稀釈剤として作用すると見做し得た.
    なお, 屋外の劣化試験が極めて不安定な条件下で行われることを考慮すれば, 結合剤其の他の混合剤の着色に及ぼす影響を研究するにはC2値の方がより正確な結果を与えるものであることを知った.
  • 河岡 豊, 小田 英夫
    1960 年 33 巻 12 号 p. 961-967
    発行日: 1960年
    公開日: 2007/07/09
    ジャーナル フリー
    加硫ゴムの日光劣化に対する保護剤として, 化学的にも比較的安定で, かつゴムに容易に溶解するイソ•プロピル•ザントゲン酸ニツケルを選んで実験し, 次の如き結果を得た. 普通硫黄加硫の場合には網状および一定方向の亀裂の発生を同時におくらせること, 過加硫になると硫化ニツケルができて加硫ゴムが変色し, 劣化防止効果も減少することがわかった. イソ•プロピル•ザントゲン酸ニツケルの耐熱老化性はあまり期待できなかった.
    テトラメチル•チウラム•ジサルファイドによる無硫黄加硫においては劣化防止作用は認められなかった. 加硫のみについていえば, イソ•プロピル•ザントゲン酸ニツケルは硫黄加硫において, 相当強力な促進作用を有し老化防止剤と同時に二次促進剤として利用することができる.
  • 総ゴム配合を中心として
    1960 年 33 巻 12 号 p. 968-984
    発行日: 1960年
    公開日: 2007/07/09
    ジャーナル フリー
  • 山本 弘
    1960 年 33 巻 12 号 p. 985-991
    発行日: 1960年
    公開日: 2007/07/09
    ジャーナル フリー
    過去5年間, 我々はブルチゴムのローレの製作を続けているが, その主な用途はビニルの加工工場で使用されるビニルエンボシングロールおよび製缶工場で使用されるニス引き用のロールである. これらはいずれもブチルゴム本来の非極性と云う性質を利用したものであるが, この種の用途は欧米でもあまり例を見ないようであり, ブチルゴムの新しい応用面を開拓したものと思われるため, 下記にその製造経過の一部及び製品の特質を報告する.
  • 占部 誠亮
    1960 年 33 巻 12 号 p. 992
    発行日: 1960年
    公開日: 2007/07/09
    ジャーナル フリー
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